そろそろ新年度の授業が始まる。
というわけで、発注したテキストと、ついでに教材の見本がドーンとやってきた。
テキストの山を見ながら、しばしご満悦。
本が大量にあるのって、ワクワクする(笑)
ま、生徒に配ってなくなっていくんだが・・・。
今年は、どの出版社でも改訂が行われて、中身がいろいろ変わった。
指導要領がころころ変わる時点で地に足がついてない感じ丸出しなんだが、それに合わせて教科書や教材を作りかえるのも大変なのだ。
あ、僕は以前、教科書を作る関連の印刷会社に勤務していたこともあるので、そのあたりの大変さはよ~く分かっている。
話がそれたが、教材会社もいろいろ工夫した教材を取り揃えていて、もうどれにしようか悩む。
僕はどちらかというと、骨太な感じの教材が好きだ。
持ってるだけで、2割くらい頭が良くなった気がするタイプのやつ。
表紙とかに余計な絵とか意味不明な図形とかあると、ちょっと落ち込む(笑)
そして、結局はフォントと文字のサイズや組体裁で決める。
そうすると、ある出版社のみに偏ってしまう(笑)
大人の付き合い上、ちょっとまずいなぁと思うのだが、仕方ない。
読みづらいフォントのものだと、僕のやる気が出ないわけで・・・。
実は、これ、文庫にも当てはまる。
僕は、文春文庫や新潮文庫のフォントが好きで、講談社文庫のフォントはダメなのだ。
で、そのことには、村上春樹の小説を文庫で買って読んだときに判明した。
講談社から出てるのは、鼠と羊シリーズあたり。
新潮は、世界の終り、ねじまき鳥、カフカあたり。
あきらかに新潮の文庫の方が読み返している。しかも、読むのが早い!!
というわけで、印刷物を作る側にいた人間としては、内容も大切だが、目で認識する組体裁も大切だと思っている。
だから、うちで使う教材は見た目重視。
内容は細かいところで違っていたりするが、それは授業でカバーできるし。
ただ、ワーク系だけはしっかり中身と解答をチェックしている。
これは生徒が自分でやることが多いから。
解説や解答がしっかりしているものを選んでいる。
とりあえず、やってきた教材たちをパラパラめくって紙の匂いも確認。
うんうん、こりゃいいね(笑)
今週中に配布することを忘れるな、俺よ!