ぐずぐずした天気が続いている。
まだ梅雨入りではないみたいだが、何ともすっきりしない。
すっきりしないついでに、こんな記事が出ていた。
—-記事は消えてしまいました—-
あーあ、すっきりしないなぁ。相変わらず、腰が据わってない。
塾のお知らせにも書いたけど、こうやって入試の形式というのはコロコロ変わるものである。仕方ない
個人的に小論文を取り入れるのは、悪くないと思っていたのだが、結局はどうだったのだろう。
小論文を実際に指導していて、俺が個人的に感じたこと。
小論文を書ける人、作文になってしまう人、作文すらできない人。
まあ大別すると生徒はこんな感じにランクが分かれる。
そして、当たり前であるが小論文を書く能力は土台となる知識・興味・論理力に比例する。
知識・興味・論理力を持っている人は、大体においてテストで高得点を取る力がある。
つまり、5科目の点数が悪いが、小論文はとてつもなくできる!!
なんていう人はほぼいないということ。
だから、結局のところ小論文試験は形骸化していたのではないだろうかと思う。
点数が拮抗していて、誰を合格にするかを決めるための材料にするということはあっただろう。
知識はあるが、論理力はないという人は確かに存在するので。
ただ、そういうのは上位校の話で、そのような上位校は倍率が高くない。
中堅以下の高校でも、ボーダー近辺にいて、小論文が素晴らしく書けている!!
という人はほとんどおらず、5科目の点数も小論文も、団栗の背比べ状態だったのではないだろうか。
さらに採点する側としては、ひどい答案を採点するほど気持ちの萎えるものはない(笑)
とくに論理の破綻した小論文ほど萎えるものはない。
もし、俺が高校の教員だったら「もう、小論文やめようぜ!」と絶対に思うはず(笑)
塾で生徒の答案を採点しているときも、「あー、やだやだ!」と思う事が何度もあった。
まあ、本当のところはどうなのか知らないけれど、とにかく小論文は廃止されてしまった。
そして、今年の入試のように、作文・小論文要素を取り入れた問題が増えるそうだ。
個人的にはそんなことをするより、上位校については独自入試を認めるという方が良いと思うのだが。
そもそも、今年のような問題で「生徒の思考力や表現力を把握する」ということができるのだろうか。
まあ、入試の形式がどのように変わろうと、本質は変わらないのだから、うちの塾はしっかり腰を据えてやっていこう。