本屋さん出没率がかなり高い俺。
日曜日は、必ずといっていいほど本屋に出没している。
ここ最近は、小説で「あ、読んでみたい!」と思う作品がほとんどなく、ちょっと寂しい。
「~大賞」なんていうのが増えたが、どれもイマイチ。
そんなわけで、最近は数学関連の本にはまっている(笑)
しつこいが、俺は理系男子!
髪もばっさり切って、すっきり理系男子!(髪は関係ないが)
この前は、こんな本を買ってみた。
—リンク消失—
本の厚さに笑ってしまったが、前書きを読んで心を打たれた。
最近の「すぐ分かる」とか「やさしい」なんてついたタイトルの本の間に、「情緒」である。
もう、それだけで満足!
著者の熱い想いがビシバシ伝わってくる。こっちも燃えちまうぜ!!
この本は中学生以上の学生を想定して書かれている。
こういうのを読書感想文用に与えてみればいいのになぁ。
夏の間に読めてしまうと思う。
それこそ、はまってしまえば時間を忘れて読める類の本だと思うけど。
塾から1冊ずつプレゼントしてもいいが、数か月後にブックオフにたくさん並んでいる、なんて事態を想像してしまうからやめておこう(笑)
まあ、興味のある塾生は、塾に置いておくので読んでみるといい。
あ、数学の本の話だった。
大学で数学をやっているときは、専門的な本ばかり読んでいた。(読まされていた)
偏微分方程式とかベクトル解析とかフーリエ解析とか・・・
教科書的なやつである。解析学は好きだったからよく覚えている。
この手の教科書的なやつは、数式の読み方を知らないと、ただの呪いの本にしか見えない(笑)
昔は、数学本というと、そういうのばかりだと思っていた。
が、この歳になって改めて見てみると、意外に面白い本が多いのである。
教科書的なものもたくさん並んでいるが、この手の「読み物系数学書」もたくさんあることを今更ながら知った。
自分が勉強しているときは、その中に入り込んでいて、なかなか気づかないようなところを、一歩離れて見てみると、案外新しい発見があったりする。
やはり、数学は楽しい。
この楽しさを、中学生にも伝えてやりたい。
でも、そのためには、今しっかり苦労してもらわんとな。
その先にある楽しさは到底味わえない。
放棄した奴は、一生味わえない。
勉強の、こういう残酷な一面も好きである。