今日の中3国語の文章。
「脳は物質、心は機能」
唯脳論とか心身論なんていう難しい言葉も出てきたが、考えてみると無限に深い。
こっちとしては噛み砕いて説明するのが大変だけど(笑)
でも、秋の夜長に普段は考えないような世界に足を突っ込んでみるのも面白いと思う。
問題を解くことも大切だが、頭を使って考えることの方が100倍大切だぞ。
今週は後期のスタート週なので、あれこれ準備が大変だ。
教材の発注とか、忘れないようにしないと。(既に忘れていたが)
中3は模試もあるし、コース変更の手続きとかもあるぞ、俺よ!
そんなわけで、たまには勉強の話でも。
「30分で1問をみっちりやる」という方法
「30分で10問くらいたくさんやる」という方法
どちらが良いんですか?
という感じの質問を受けた。
こういうとき、「うーん、どっちもどっちだな」なんて答えるのは嫌い。
「300分で10問やればいいんだよ」
と答えるのが俺の思考(笑)
単純すぎる。
しかし、単純であるべきことも存在するのだ。
まあ、時間というものは有限だから効率的にやらなくてはいけない。
しかし、本来、勉強とは「分かるまでやる」ものである。
時間で計ることが間違っていると思っている。
「分かるまでやらないから、分からない」というすごく単純なことだと思う。
それを、時間という尺度に当てはめてしまうからおかしくなる。
1日何時間、というのも確かに目安とはなるが、大切なのは「今日何を理解したか」だ。
とくに受験生は、時間を気にして焦ったりすることも多いだろうが、目の前の階段は、一歩一歩進んでいくより他はない。エスカレーターもエレベーターもないのだ。
階段を何段飛ばしかで駆け上がりたい、そう思う気持ちも分かるが、そうやって分かったつもりになってすっ飛ばすことの方が恐ろしい。
だから、確実に歩みを進めろよ。