寒かったり暖かかったりと、何だろうな。
今年はとくに寒暖の差が激しい。
数日前には気温が17度くらいあったのに、今日は・・・
見ない、見ない、温度計を見たら帰りたくなる(笑)
さて、数学シリーズ2だ。お待たせ!
ってこのブログを読んでいる人は、アクセス解析の結果6人だ(笑)
気温と同様に冷え込みの厳しいブログ事情であるが、健気に更新。
前回は数学の勉強の基本的な話をしたわけだが、今回はその続き。
普段の学習の際に、しつこく言っていることは
「考えた形跡を残せ」
ということである。
昨日も中学1年生にプリントをやってもらい、採点をしたわけだが・・・
まあ、点数が伸びない理由が分かるな。
例えば、文章の内容を比例式で表せ、なんていう問題がある。
答案には、間違った式だけが書かれている。
こういう生徒は、「あ、間違えた」で終わってしまう。
そして、赤ペンで正しい答えを写す。
これで、勉強した、と言う。
ここには、勉強あるいは学習といったものの要素は一つも含まれていない。
そして、この手の生徒の大概は、そのことに気付かない。
そして、「勉強しているのに成績が伸びない」と言う。
上の方法では、自分が間違っている「箇所」が分からないのである。
そして、そこを訂正できないため、次も同じように間違うだろう。残念。
日本語の文章を読み取る能力が欠けているのか
文字に置き換える作業ができないのか
式変形のルールが分かっていないのか
あるいはこれらの複数ができていないのか
これらに対する処方はそれぞれで異なる。
同じ問題を間違えても、人によってそれを訂正する作業は異なるのだ。
だから、できるだけ情報を残しておくべきなのである。
「普段の」数学の勉強では可能な限り丁寧にやるべきである。
ここまで書くか?というくらい、文字や図にして残しておくようにしたい。
数学で最も大切なのは、どうやってその答えにたどり着いたか、なのだ。
その上で、必要なものを厳選して「答案」を作り上げるのだ。