センター試験の思い出

今日、というかもう昨日だけど、センター試験が終了した。

速報サイトで問題や講評を見た限りでは、それほど大きな変化はなさそう。

数2Bは結構大変そうな感じだったけど、概ね例年通りというところかな。

普段通りできた人、実力を出せなかった人、それぞれあるだろう。

終わってしまったものを悔やんでも仕方ない。

ただし、力を出し切れなかった人は、もう一度センターまでの過程を検証してほしい。

結果はどうしようもないが、まだ、自分を変えることはできる。

国公立志望者は、2次試験まで、もう少し時間がある。

悔しい思いをしている人は、なんとしても取り返してほしい。

そんな俺も、センターには苦い思い出がある。

理系だった俺は、センターの数学は悪くても9割を目標にかなり頑張った。

理系のプライドがあったので、数学で取りこぼすわけにはいかなかった。

でも、直前までのマーク模試では、なかなか点数が伸びずに内心不安を抱えていた。

そして、マークが苦手、という曖昧な理由付けをして原因の追究をしなかった。

見事にセンター本番の数学でコケた。

マークミス。途中から解答が全部ズレてた。

残り5分で解き終わって、解答欄が余ったのに気づく。

どこからずれてるのかを探してたら終了。

あのときは、本当におしっこ漏らすんじゃないかって感じだった。

数学の勉強はしたものの、マーク式の試験の特徴を全く無視してたんだよな~。

過去問も、マークシート使わずに、ノートに解いて答え合わせして、って感じだったし。

そういう準備不足が、最悪の結果を招いた。

2次試験は同じ間違いを犯すまい!と思って、しっかり数学の過去問をやって作戦を練った。

でも、ここで1つ抜けてしまうのが俺の悪いところ。

理科の方の対策を怠ってしまったために、伝説の失敗をやらかしてしまう。

しかも、本番の数学がばっちりできた後だったので、調子に乗っていたのだろう。

第1志望の大学には、行けなかった。

はっきり言って、生涯で最も落ち込んだ瞬間である。

不合格、というのが本当に堪えるものだと知った。まあ、泣いたね~。

そして、抜け殻同然の状態で後期試験を受けに金沢大学に行った。

雪の降る鉛色の空の金沢は、そんな俺にぴったりの天気だった(笑)

そして、そのまま今に至っている。

あのとき失敗した経験は、有難いことに、今かなり役にたっている。

なんか、こうやって思い出すと、いろいろと不思議だな~。

きっと何かの縁があったんだろうな。

と、そんな思い出はいいとして、これから2次試験まで、もうひと頑張りである。

受験生のみんなには、最後まであきらめずにやり抜いてほしい。

結果はどうであれ限界まで頑張ってみる、ということが大切だと思う。

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