国公立大学の前期の結果が出て、高校入試も終了。
これで一息つける、などと甘いことを言ってはいられない。
入試が終われば、すぐに次の学年が受験生になるということである。
準備するものもたくさんあるし、作り変えないといけないものも出てくる。
まさに、猫の手も借りたい状態。
千手観音みたいになれたら仕事早いだろうな、と無意味な妄想。
そんな風に、この時期の塾は慌ただしいのだが、新受験生たちはどうだろうか。
授業はすでに3年生としてスタートしたわけであるが、切り替えは上手くいっているだろうか。
今年から、各科目に小テストを導入したが、結果からもその状況が見えてくる。
ある程度自覚のある生徒は、きっちりと合格点を取っている。
それでも満点は少ない。こらー完璧にせんか!!
切り替えのできていない生徒は詰めが甘い。当然、合格点には達しない。
その詰めの甘さが、後に大きな影響を与えることを、君はまだ知らない。
(なんだこの表現)
まあ、とにかくだよ、勉強は嫌だとか、受験は嫌だと言って逃げていても何も生まれない。
嫌なことから逃げ続けて、最後に袋小路に追い込まれたら、どうすんのかね?
嫌なことには積極的に立ち向かい打破する力をちゃんと身につけておくべきだ。
勉強ごときから逃げるような人間が、ああだのこうだのと言う資格はないのである。
毅然と立ち向かってほしいものだ。
そして、弱い自分、甘い自分を何としても克服してほしい。
と、大げさだが、小テストの結果をパソコンに打ち込みながら思った。
スタートを上手に決めることが大切だ。