ここんとこ、テスト続きである。
高2の面談もあるので、その準備も大変。
そして、気付けばもう10月になろうとしている。
中3生は総合模試の結果が返ってきた。
順調に成績を伸ばしている人もいれば、停滞中の人もいる。
なかなか悩ましい感じである。
大切なことは、自分に対して厳しくなることのみ。
「まあ、これくらいなら」という甘さが目立つ生徒もまだいる。
とくに、自己採点の甘さは看過できないな。
そこを払拭できなければ、不合格という結果になるだけだ。
とは言っても、それを現実として受け止められないのが甘い生徒の特徴。
こういう生徒は、はっきり言って合格しない方がいい。
不合格という現実を身をもって知って、次に生かした方が何倍も良いだろう。
必死で頑張る生徒には手を差し伸べるが、何もせずに助けを待っている生徒には差し伸べない。
世の中、待っているだけで幸福が訪れるなんて、そんな都合のいいことはない。
自らが掴もうとしなければ、何も得られないのだ。
毎年言っているが、他人というのは、それほど自分を見てくれない。
「自分なりに頑張った」という発言は、誰にも相手にされない。
せいぜい、「あ、そうなんだ、偉いね」ぐらいの社交辞令が返って来るだけ。
成績が上がらないのは、自分以上に頑張っている他人がいるからだ。
だったら、それ以上に頑張るか工夫するか。
ただ、待っていてもダメ。
さらに、他のもののせいにするなんてのは論外。
学校のテストが、とか、部活が、とかね。
俺からしてみたら、知ったこっちゃない。自分で選んだんだろ?って話。
もう少し、自分の行動を第3者の視点で見てみることが必要じゃないか?