時刻表を読んだことはあるだろうか。
時刻表を手に取ったことがないという人も多くいるだろう。
今やパソコンで出発地と目的地を入力すると、自動で検索してくれる。
時刻表は忘れられた存在になりつつある。
俺が大学生の頃は今と全然違っていた。
今ほどパソコンは普及しておらず、ネットもダイヤル回線を使ったものだった。
今のように、お手軽にネット検索なんて難しかった時代だ。
実家に帰るときは、必ず時刻表を買った。
夕方に着くように電車を探し、到着駅を確認してどの列車に乗るか決めたものだ。
特急は、ちゃんと調べないと停車駅がやたら多いのになってしまうのだ。
新幹線も、地元の駅をスルーしてしまうのはダメだしね。
そして、電車の中では、時刻表で妄想旅行をして楽しんだ。
始発の電車でスタートして、鈍行でどこまで行けるかを探したものだ。
当時はお金が本当になくて、気軽に旅行も行けなかった。
なので、時刻表の妄想旅行はなかなか楽しいものだった。
見たこともない駅に降り立つ自分を想像したり、電車からの景色を想像したり。
いやー、貧乏もなかなかいいものだな。
そんな風にして、時刻表を「読んだ」のが懐かしい。
実は、この時刻表を「読む」という行為には大切なことが隠れている。
今日、時刻表を久々に立ち読みしてて気づいた。
さあ、それは何だろう??
分かる人は、きっと数学が得意だよ。