今日は英語の授業。
新学年もスタートしたので、この時期は基礎の話が中心。
新しく入ってきた生徒には、ドーンと衝撃をお見舞い（笑）
で、塾に行ってなかった生徒や、他塾から移ってくる生徒を見て、英語が分かってないなぁと実感する。
確かに、コミュニケーション重視なのはいい。
せっかく修得したならば、使わないと意味ないし。
でも、基本となるシステムが分かってないと応用はできない。
説明したら、なーんだ、ってみんな言うくらいの簡単なことだけど。
システムの違いを意識すると、自然と母国語にも目がいく。
普段、無意識で使っている日本語と英語との比較が必要になるから。
だから、英語をしっかり勉強していると、日本語も上達する。
英語はできるけど、国語はできないっていうのは、表面しか勉強してない証拠。
英語は、ある意味で鏡の役割も持っている。
何にしても、言語を勉強するには繊細さや緻密さが大切。
逆に言えば、言語を学ぶことで、そういう感覚が芽生えてほしい。
そんな思いを込めて、授業をしている。
雑な人間にはなってはいかん！