出来ない問題を目の前にした生徒の反応はだいたい2通り。
完全に放棄して
ため息をついたりする子。
一方で、あれこれ試行錯誤を繰り返しながら没頭する子。
おお、とか感嘆の声を漏らす子もいる(笑)
たまに、難しい問題をやらせると、見事に分かれる。
必ずしも成績がいい子が後者で、成績が良くない子が前者、というわけではない。
これが面白いところ。
できないことをできるようにする、そのために勉強するのである。
できることをやるのは勉強でも何でもない。
そんなの面白くも何ともない。
できなかったことが1つできるようになる。
そこに無上の喜びを感じられるかどうかだろう。
学歴のためだとか、将来安定した職に就きたいとか
なんかそういうのを聞くと残念に思う。
安定なんて、もはやこの世に存在しねーよ、と毒づきたくなる(笑)
勉強はもっと単純に面白いものだと思うんだけど。
新しいことを知るのが楽しい。
新しいことを知れば、その先にまた知らないことが待っている。
この連続なんだよ。
たいした努力もせず、できないことから逃げて
何か面白いことないかな~とか言ってるうちは
なーんもならんよ。