高校生はセンターが終わり、中学生は私立入試が終わった。
目標をクリアできた人もいれば、そうでない人もいる。
志望校を変更するかどうかで悩む人もいるだろう。
安易な変更は絶対に許さない。
ただ、悩みに悩んで変更するのであれば、それもいいだろう。
これからの自分の未来をどこまで真剣に考えるか。
そこに価値があるわけだし。
今年は、とくにはっきりとした結果が出たように思う。
目標をクリアした生徒に共通していることは
それを第1としてやってきたこと
これに尽きる。
目標に届いていない場合に、必要なこと以外を
切り捨てる勇気を持っていた人だ。
簡単に言えば、やるべきことを優先し、
やりたいことを後回しにするということを
当たり前にできた人たち。
逆に、失敗した人たちに共通するのは見通しの甘さ。
これくらいで何とかなるだろう
最低ラインはクリアできている
結構頑張ってやったという主観
こういう自己肯定は自信とは言わない。
勘違いというのだ。
とくに、時間と量で頑張ったと思い込む風潮は良くない。
時間や量は当然必要なこと、それプラスアルファができたのかどうか。
塾生には、つねに自分に厳しくしろと言ってきた。
今年は、なかなかそれが伝わらなくてもどかしい思いだった。
まあ、毎年毎年思い通りになるんだったら、それはそれで面白くないけど。
今年ははっきり言って苦労した。伝えきったとも思わない。
残りの1ヶ月を、生徒たちはどこまでやってくれるだろう。
中学生は1ヶ月でどうとでも変わる。
300点から400点まで一気に上がる人もいる。
高校生はさすがにバブリーな点数アップは望めないが
2次逆転は普通に起こること。
本当に叶えたいことならば、寝食を惜しんで
死にものぐるいで没頭すれば良い。
それくらいができなくて、夢を語るな。