高校入試が終わった。
数学が難しかったという声もちらほら。
まあ、入試がアホみたいに簡単よりは全然いい。
頑張った人とそうでない人の差が出るはずだから。
あとは結果を心して受け止めるだけ。
落ちるのが嫌だから受かるところ受ける。
そういう人もいるだろうし、それを否定する気はない。
ただ、そこで得るものが何なのかを俺は知らないだけ。
俺が身をもって知っているのは、自分の目標や夢に挑戦することの意義。
それを本気で大切にしながら日々を生きる楽しさである。
そして、俺は不合格になるという経験もしている。残念だが。
もちろん不合格が終わりではないということも。
さらに言えば、合格でさえゴールではない。
不合格だった人は「何かが足りなかった」という事実を突きつけられる。
その「何か」を本気で考えれば、次につながる。
決して「運」などでは片づけられない。
合格だった人も結果オーライではいけない。
高校入試は通過点でしかない。今のところ大丈夫というだけ。
未来が保障されたように勘違いしてはいけない。
今日は、入試を終えた3年生数人がやってきて、高校のテキストを早速始めていた。
今日で終わりではない。もう次へ向けたスタートは切られている。
今日くらい良いじゃない、とも思うが、すでに次の戦いに備えて準備を着々と進めている人はいる。
そういうライバルを想像できるかどうかだ。見えているものだけが真実とは限らない。
(って数学の授業でも散々言ったけど)
今年の受験生はなかなか伝わらないなあと思っていたが、そうでもなかったようで少し安心した。
また、明日から未来へ向けて頑張っていこう。