俺には予知能力はない。当たり前だけど。
もし、そんな能力があれば、占い師でもやっているだろう。
「金沢の父」とか適当に名乗ってね。
ああ、見えます!あなた、玄関に靴を置いてありますね?
そして、浴室に、えーこれは、何かプラスチック製の容器がありますね。
シャンプーか何かでしょう!
ええ、見えます!私には見えるんです!
まあ、こんな下らないこと考えたってないものはない。
これは、恐らく大部分の人に当てはまる。
10年後がどんな世の中になっているか。
ある程度の予測はできても、細部までは分からない。
10年前に、今の自分を想像できたかと言われれば、できてなかった(笑)
自分を取り巻く環境だって、ぜ~んぜん予想と違うぞ。
とくにテクノロジー関係の進歩は著しい。スマホとか。
いやー、予測とはずいぶん違うところへ来てしまっているなあ、しみじみ。
まあ、そんな程度なのだよ、予測といってもね。
さらにこの先、自分を取り巻く環境がどのように変化していくか。
もちろん、ある程度のことは見越して準備はしている。
だが、まったく予期しないことが起こる可能性も十分ある。
だから、いろいろな状況に対応できるようにしておく。
そのためにもっとも大事なものは、周囲の環境にアジャストする能力だ。
世の中や周りの状況なんて、そんな都合よく変わってくれない。
政治が悪いだの、生まれた時代が悪いだの、そんなこと考えたこともない。
(ちなみに、俺の年の大卒の求人倍率はなんたって0.99だ!)
自分を変える能力さえあれば、結構なんとかなるもんだ。
勉強する能力もその中の1つであるし、かなり大きいウェイトだと思う。
今やってる勉強がいったい何の役に立つのか。
たまに、こういうことを聞かれる。
まあ、役に立つかどうかは分からない。
なんたって俺には予知能力はないから(笑)
ただ、今やっている勉強を通して得る学ぶ力は、役に立つ。
これだけは断言できる
必要な知識は、生きている時によって刻々と変わっていく。
ただ、知識を活かす考え方、思考法というシステム的な部分は、若いうちに鍛えておかないとどうしようもないと思う。
だからこそ、いろんなことにもっともっと頭を使って欲しいなあと思う。
たくさん疑問をいだいて欲しいなあと思う。
ああ、見えます。
これを読む人が、途中でブラウザの戻るボタンを押している姿が(泣)