整数のあれ

今日は互除法に入る予定が、その前段階の定理の話で終わってしまった。整数って、小学生の頃から扱っているのだが、その原理は以外と難しい。当たり前のことの方が、いざ理論でもって説明しようとすると大変なのだ。これは、説明するときに俺がいつも考えていること。自分では当たり前に通り過ぎるような部分にこそ、生徒のできない原因がある。経験不足だからと言ってしまえばそうかも知れないが、きっと最初の段階では自分もつまづいていたに違いない。そういうできなかった記憶は年々消えて、できる部分だけが残っていくので、注意している。で、そんなときに役に立ってくれるのは、自分のノートである。高校時代のノートを数冊持っていて(実家に保管してあった)、それを見ると、何で?ってところで間違えたりしている(笑)とんでもないことをやっていたりもする。微笑ましいなぁ。貴重な情報をあたえてくれる過去の俺。当時は、いろいろともがきながら勉強していたなあ、懐かしい。きっと、今の高校生もそうやって、「ぐわーーーーー解けねえ!!!」とか悶絶しながら数学をやっているんだろうな。そんなときに、ちょっと気の利いたアドバイスができるように、過去の自分と対話をする。できてなさすぎて、くそ恥ずかしいけど(笑)まあ、それでも、ごくごく標準的なサンプルである過去の俺に感謝している。ノートを残しておくと、いろいろと楽しいもの。受験生は、かなりのペースでノートが増えてる人もいるけど、そういうのは取っておいて、将来、見てみると楽しいぞ。

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