何だか最近「受験は団体戦」という言葉をよく聞くようになった。もしかすると、俺の時代も言われてたのかもしれないが、記憶にないぞ！（学校の集会とかクソ面白くない話ばかりで意識飛んでたからな〜）どういう意図なのか俺には理解できないが、どう考えても受験は個人戦だ。団体戦というのは、チームの個人成績を総合して勝敗が決まる。つまり、個人で負けたとしてもチームとして勝つことはできる。受験でいえば、個人では不合格点であっても、チームの総合点が合格ラインを越えていれば合格する。んなわけあるかい！！（笑）まあ、みんなで頑張ろう的な意味を込めて言ってるのは分かるけど、言葉はちゃんと使ってもらいたい。受験なんて、最後の最後は自分の力で勝負するもの。孤独な戦いである。もちろん、本番までの過程において支えてもらうことも多々あるだろう。家族、友人、あるいは先生。だが、試験本番では誰からも助けてもらえない。そのことを認識せずにいると、本番では痛い目に遭う。助けてくれる人に感謝しながら、自分の力を磨くしかない。センター試験は明日で終わる。でも、自分との戦いは続く。最後の最後まで戦い抜いたやつの勝ちだ。気を抜いても、諦めてもいけない。克服すべきは、そういう弱い自分なのである。団体戦なんていう、ぬるい言葉で誤魔化すな。圧倒的な孤独の中で戦えよ、受験生！
