本日の中3は2次方程式の文章題をやった.
結構苦労している生徒が多かったなぁ.
文章題が得意か苦手か聞いてみると,苦手という子がそこそこいた.
でも,よくよく見てみると,文章題が苦手というより,考えるための道具が足りてない.
例えば「原価に5%の利益を上乗せして」という文を,数式でどう表現するかという部分であったり,濃度5%の食塩水100gに含まれる食塩を求める計算であったり,そういう部分.
これは,ピンポイントで覚えるべきもの.
でも,できない生徒は「できないからもっと問題やらなきゃ」と思ってしまうようだ.
その状態で問題に取り組んでもできない.
まあ5000問位やったらなんとなく分かってくるかもしれない.
でも現実的には非効率すぎるし,俺なら嫌になる(笑)
でも,頑張っている割に成績が伸びないという人のほとんどが,問題演習偏重型の勉強をしている.
それよりも,覚えるべきものを明確にして,そこを集中的に覚えて,使えるかどうかを問題を通して確認する方がいいと思う.
だから,そういう弱点をピンポイントで発見する方法を伝えている.
自分で発見できなければ,質問しに来ればいい.
復習は大事だが,ただ同じことをくり返す作業には何の意味もない.
根性,根性,気合いだ気合いだ!もいいけれど,もう少し頭を使うことを知った方が良いんじゃなかろうかと思う.