教科書が大事とか、教科書をしっかり理解しろという話がある。
教科書を読んで予習をしてこい、なんてことを言われたりもする。
教科書だけで大学入試は足りるなんて話もありそうだな。
確かに、教科書には必要なことがコンパクトに詰まっている。
一定レベル以上の学力と経験があれば、非常に重宝する。
ただ、初学者が学ぶには、ちょっとどうなんだろうと思ってしまう。
記述量が圧倒的に少なく、何でなんだろう?という部分が必ず残る。
教科書ガイドでも買えってことなんだろうか?
授業で補完しろってことなんだろうか?
だったら、最初からきちんと丁寧に記述すればいいのにと思うけど。
まあ、そこにはいろいろと大人の事情があるんだろう。
ただ、そんなことよりも、もっと根本的な問題がある。
率直に言えば、面白くない(笑)
まあ、教科書という位置付け上難しいのかもしれないが、すごく低温な読み物という感じ。
著者の熱意がまったく伝わらない。まあ、熱意を持って執筆してないのかもしれないが。いや、そもそも著者の個性が表面に出てはいけないんだろうな。
教科書の執筆は1人じゃなく複数人で分担が当たり前だろうし。
なかなか大変そうであるな。
そういう意味では、市販の教科書的な本(これがまた総じて高い!)は著者の個性が出ていて、面白かったりする。
俺も、ちまちまプリントを作り続けて、生徒に配っているが、なかなか好評のようで有り難い。
その成果かどうかは分からないが、塾生には文系・理系問わず数学が嫌いという生徒がいない。ありがたや〜。
好きであれば、多少時間がかかっても理解できるようになるもんだ。
とりあえず、今年度で合計600ページくらいのプリントが出来上がった(笑)ので、来年は誤字脱字を訂正していかねば!