今日は、ちょいと勉強ネタを書いてみようかね。
ネット上には様々な情報が溢れている。
大学受験についてもあれこれ書かれている。もちろん数学についてもあれこれ書かれている。
きちんと企業名や個人名を出している場合は別として、大半は何処の馬の骨か分からないような輩が書いたものばかり。
俺は、基本的にそういう情報は全く当てにしないのだが、中には鵜呑みにしてしまう人もいるようで困っちゃうんだな。
おそらく、そうした受験サイト系で情報を集めたのだろうけど、たま〜に
「◯◯って参考書が良いって聞いたんですけど、いいですか?」
「△△さえ完璧にしたら大学受かりますか?」
「□□大学だったら〜とかで大丈夫ですか?」
なんて質問を受ける。
はっきり答えると、「知らんがな」である。
まあ、だいたい数学で名前が出るのは黄チャートとか青チャート、それからフォーカスゴールドね。
普通に考えたら、ああいうのってたくさんの高校生が使っている。たいていの進学校では学校教材で配られてるはず。
本当に良い教材なら、今頃、日本は数学のできる人間で溢れかえってると思うんだけど。真面目にやらない奴が多いからだ!っていう人もいるかもしれないけど、いまどきの高校生は結構みんな頑張ってやってるのよ。クッソつまらん教材にもかかわらずね。
いや、教材の悪口を言いたいわけじゃないんだ(笑)
数学を教えてて、とても怖いなと思うことが、思考停止している人がかなりの数いるということ。
先に挙げたような質問が出るのも、思考停止の証なのだ。そこに「自分」がいないから、変な感じになっちゃう。
何をするか、どうするかってのは自分が決めればいいこと。他人が良いと言ったものが、自分にも良いかどうかなんてわからない。
自分がいいなと思うものを使えばいい。まあ、中にはトンデモ参考書があるから、そういうのはストップかけるけどね。チャート式だって使い方は一通りではない。ただ読むだけって方法もある。
いずれにしても、自分で考えてやることが大事よ!
誰かの話を鵜呑みにして、ただそれに従っているってのは、自分に責任が生じない分ラクかもしれない。ただ、それで失敗した場合、その話をした人も責任をとってくれないことがほとんどだ。
こうなると、あれが悪い、これが悪いと、自分以外のところに問題があるように考えるようになる。
そんな風になるなら、自分でしっかりと責任をもってやったほうがいいに決まってる。
自分の人生に責任を持てるのは自分だけ。そういう当たり前のことを意識してもらいたいな。