今日の高1の授業は、中途半端に時間が余ったので1つ難問を出してみた。
3文字の対称式の問題である。
意外と骨がある問題で「解けたらすごいぞー!!」と言ってやらせてみた。
難しい問題こそ、挑戦する意味があるってもんだい・・・ゲホゲホーーッ!
こういう時、積極的に取り組む生徒は確実に伸びる。いいぞいいぞ〜!
脳みそとろけるまで徹底的に考えてみるのだ!
やっぱり、うちの塾の生徒って数学が好きな生徒多いみたい。
数学が好きだからうちに来るのか、うちに来たから数学が好きになるのか、どちらだろう?
そりゃ、どっちもだろう。(と第3者の声を勝手に妄想する)
高校生を見ていて可哀想だなと思うのは、単純な公式を当てはめるだけの問題や、数学的にはあまり面白みのない作業のような問題をたくさんやらされていることだ。
解説といったって、解答とちょろっと着眼点だけが書いてあるようなものしかなく、そこに含まれる数学的な面白さに触れているものはほとんどない。自分で気づけってことなのかもしれないが、それは酷だろう。
これじゃあ、数学がつまんないという生徒も増えてしまうだろうに。
入試問題なんて、本来、大学が本気で作ってるから非常に奥ゆかしい問題が多いんだけどな。
とにかく、数学はまず第1に好きになることが大事だ。(数学に限った話ではないが)
問題が解けなくたって気にすることない。死ぬわけじゃあるまいし。
点数が悪いからって数学ができないと決めつけてはいけない。
むしろ、手際よく入試問題を解く方法だけに長けていて、数学的素養のない人の方が嫌だわ。
そんなわけで、ちょいちょいと意味のある面白い問題を取り上げている。
「は〜なるほど」とか「へ〜」というちょっとした感動を味わえる問題。
そうした感動が、数学の力を育てていく。少なくとも俺はそう信じてやっている。
そんなわけで、来週の授業までに解けた人は持って来てね〜