ウヤムヤにしない

お盆期間の暗記大会が終了した。

1日目、2日目とも、帰る頃には空が白んでくる時間だった。

挑戦した皆さん、お疲れ様でした!!

が、今回はギブアップも多く、課題もたくさん見つかったことだろう。


努力するという言葉は魔法のような効果があって、やってるだけで充足感があったりする。

そして、結果が出なかった場合には、努力が足りなかったという反省が多く出る。

もちろん、努力が足りなくて不合格になる人もいるんだけど、ほとんどの受験生は努力していると思う。

今回の3日間で改めて浮き彫りになったのは、無策な努力は意味がないということだろう。

勉強というのは、何時間やったとかどれだけ覚えたかというのも大事なんだけど、それと同じくらい技術的な部分も大事だと思っている。

同じ量の暗記量に対して、規定の時間内で終わらせる人、いつまで頑張っても覚えられない人がいる。

その違いは、日々の勉強の中で自分なりの方法論を確立しているかそうでないかだと思う。

要は、勉強の中で創意工夫ができているかどうか、ということ。

根性がないとか、努力が足りないという曖昧な言葉で終わらせたくない。暗記が苦手というのも同じだ。

どうしたら覚えられるかと考えて、あれこれやり方を工夫してみることが大事なのである。

今回、1日目で合格できなかった人の多くが、ずっと同じ方法(しかも赤シートチェックという視覚のみに頼って)をひたすら繰り返している人だったと思う。

もちろん、どういう風にやると効果的なのかは人によって違う。

だからこそ、普段からの工夫が大切なのだ。今回の特訓の目的はそこにある。

技術的な面をいかに疎かにしてきたかを痛感してもらいたかったのだ。

今回で、いろいろなヒントを得た人も多いだろう。

それらを是非、夏休み後半戦で生かしてもらいたいと思う。

頑張れ、受験生!!

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