最近、めっきり本を買わなくなった。というと語弊があるか。
小説を読まなくなった、というほうが正しいな。
本屋さんは好きだから足繁く通うのであるが、置いてある新刊本に全く惹かれない。
これは俺の心がスッカスカになったせいなのかも知れない。
潤いが足りてないぞ!やはり本を読まねば、どんどん荒んでいくに違いない!
そう思って手にとってみるものの、帯から大体の内容が想像できるような浅薄そうなものばかり。
大体オススメのコーナーに並んでる本が、どっかの雑誌とかネットの情報に載ってるようなものばかり。
ああ、つまらない・・・。
重たすぎるシンドイ話のやつか、惚れた腫れたのやつか、大切な人が死ぬ話だ。
もっと、日常を面白おかしく描いたようなものはないのか?
と思って探すんだけど、探しきれてない。
好きだった作家さんたちは、こぞって最近本を出してくれないし(笑)
そうして、今日も解析概論を開いてつまみ読みするのである。
しかし、理工系の書籍を読みながらじゃ、お酒を味わえないのだ。
ビール片手にスッと読めるような本を探しているんだけどなあ。
どっかに転がってないだろうか・・・。