進研模試やら駿台模試やらの結果が返ってきている。
今回の爆裂偏差値は進研模試の数学82.1(高1)だろう。
計算ミス1箇所のみ。こういうのはもったいない。100点取れたのに!!
なお、高1はすでに数学の成績でかなりの差が出てきている。
各学校の校内平均を見ても、数学はあまり芳しくないようだ。
上位校の平均が伸びてない。とくに二水の成績がかなり落ち込んでいるのが気がかりだ。
今年の高1は二水生が多いので、その傾向は分かっていたけどちょっと心配だなぁ。
数学を教えていて感じるのは、基礎の部分がごっそりと抜け落ちているということ。
問題演習に力を入れるのはわかるが、やはり数学では理論を大切にしてほしい。
2次関数の問題でいきなり「判別式Dとして・・・」とか書く生徒が結構いるんだもんな。
そして成績が悪いと、とにかく「量が足りない」という根性論になりがちである。
まあ、やってない生徒なんて自覚のないアホなんだから自業自得だろう。
問題は真面目にやってるのに成績がイマイチな生徒の存在である。
そういう生徒に対して、演習量を増やしたところで何の解決にもならない。
むしろ「もう無理だ」となって諦めてしまう可能性がある。
大事なのは、何が分かっていないかを突き詰めることだろう。
そして、正しい姿勢で臨んでいるかどうかも重要である。
そうした基本中の基本をまずは徹底していかないといけない。
こういうのは、1対1でしっかりと伝えないと、なかなか伝わらないもの。
というわけで、模試結果が返ってきた人は、きちんと見せに来るように!!