定期テストが近いため、自習に来る生徒が増えた。
増えるのはいいんだけど、テスト前だけ勉強してもあまり意味はない。
そういう風に指導してるんだけど、やっぱり半分くらいの生徒は分かっていないようだなぁ。まあ、しないよりはいいんだけど。
結局、中学時代の反省が生きてないって人が多すぎる。そもそも結果オーライで反省してないのか…。
同じ轍を踏んで後悔し、いかに自分の意志というものがアテにならないかを思い知るのも1つの経験だけども。
ああ、いかんいかん愚痴っぽくなってきた。歳だなぁ。
高3生は数学の教科書が終わったところも多く、積分が中心の学校が多い。
そして例のごとく「進度だけは早いが理解が伴っていない」現象が多発している。
数学IIIの教科書が重すぎる内容だから仕方ないのかもしれないけど、期限までに教科書を終わらせることが目的になってしまっている気がする。
そして、生徒が理解しているかどうかが捨て置かれている気がして仕方ない。
結局、塾で教科書内容から丁寧に説明してあげないといけない。
そこでようやく「あ、分かった」となる生徒がたくさんいる。
なんか、壮大な二度手間をやっているようで、何だろうなぁという思いが離れない。
もういっそのこと、教科書も捨てて、授業なんかなくして全部チャート式とかで演習の時間にしてしまえばいいのになぁと思ったりする。
多分、結果は大して変わらないと思う。
あああ、いかんいかん愚痴っぽくなってきた。歳だなぁ。
はあ〜、毎年毎年この繰り返しなんだけど、ここにも反省がないことがよく分かる。
つまり、だ〜れも反省なんかしてないということである。
これが現実なんだろう。
そうそう簡単に反省して改善するなんていうことは起こらない。
大人ができてないんだから、生徒ができるようになるわけない。
自分ができないことを他人に強要するなんてアホの極みである。
だから俺はチャート式を○周しろとか言わない。できないから。
いや、そんなアホなことやらないと言った方がいいな。
それよりも、まず数学を楽しいなと思えるようになってほしい。
だから、自分が数学大好き!でいるように心がけている。
心がけなくても大好きだけど。
ああああ、いかんいかん、また愚痴っぽくなってきた。歳だなぁ。
テストで点が取れるかどうかなんて、後回しでいい。
1つ1つ概念を積み上げて「ああ、なるほど、そういうことなんだ」というのを大事にして欲しいなぁ。
そんな余裕ねーんだよ!と高校生は言うかもしれないけど(笑)