電磁気

最近、物理の質問を受ける機会が増えてきた。

とくに学校の授業が電磁気に突入したあたりから急増した感じがある。

昔から、電磁気分野は苦手にしている受験生が多い。

いろいろと質問を受けていると、どうも細かな部分ばかりを考えていたり、式ばかりを見ている。

確かに、出てくる式は難解だしよく分からない文字や量がゴチャゴチャ現れる。

でも、そういう細かな話は後回しにして、全体としてどういうことが起こっているかをイメージできていない。

まず、現象があって、そこから話がスタートするわけだから、何が起こっているかをイメージできなければ物理は終わりである。

力学でも数式に頼って問題を解こうとする人が多いが、そうではない。

数式に先立つ現象がしっかりと理解できていなければ、スッキリしないまま勉強を進めることになる。

俺の説明は、「ギュッと力を溜めてバーンと叩いてドカンと届くんだよ、そんときのバーンの話な」というようなもの。

そんなんで分かるんかいな、と思う人もいるかもしれないけど、このイメージがとても大事である。

まあ、これは物理に限った話ではないだろう。

微細な部分を考えることは不可欠であるが、その前に全体が把握できていなければ、道を誤ることになる。

それにしても物理の教科書とか参考書って、昔から分かりにくく書いてある。

もう、わざとそうしてるんじゃないか?って勘ぐりたくなる(笑)

まあ、そんなことはないんだろうけど、もう少し初学者に易しいものがあってもいいのになと思う。

でも、そんなこと言ってられないから、とにかくイメージを大切にしてねとアドバイスしている。

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