生徒と雑談をしているといろいろと面白い話が聞けて楽しいです。
若者もなかなか大変なんだなぁと、おっさんになった俺はしみじみ思うわけです。
自分が高校生だった頃はどうだったかなと思い出したりもします。
学校でこんなことがあった、という話はとくに自分の記憶を蘇らせてくれます。
生徒から聞くのは主に愚痴ですけど(笑)
いつだったか、学年集会で先生から「この◯年で最低の成績の学年」と言われたとこぼしていた生徒がいました。
ああ、そんな風なことが俺にもあったなぁと懐かしい気持ちになりました。
おそらく、もっと勉強しろという話なんでしょうが、こういう説教は逆効果ですよね(笑)
当時の自分も「そんなこと言われても知ったこっちゃない」程度にしか受け取ってなかったです。
僕も公立の進学校に在籍していましたが、勉強する人は誰に言われなくてもコツコツやっていました。
信じてもらえないかもしれませんが、僕はコツコツ勉強をしていた派です。本当です。
模試でもそれなりの偏差値と判定を取っていました。本当です。
もちろん勉強しない人もたくさんいました。
部活に打ち込んでいる人、青春(恋愛)を謳歌している人、単純に燃え尽きた人などいろいろいたように思います。
何かのきっかけ(主に失恋)で勉強を始める人もいましたが、少数でした。
結局のところ、そういうタイプの人は自分で気付かなければ勉強しないのだと思います。
気づくキッカケを与えてあげるということは大切ですが、あまりマイナスなことを言っても意味がないと思います。
とくに、全体的なこと(学年・クラスという単位)で話をしてもあまり効果はありません。
多分、みんな「そんなこと言われても」と思っているはずです。
僕もついつい「この学年は」とか言ってしまうので気をつけないといけないなと思います。
大切なのは「その人のことを考えてその人にだけ言う」ということだと思います。
「自分のことだ」という意識があるのとないのとでは大きく異なります。
理想としては、他人の話であっても自分に置き換えて考えることができるようになることでしょうけど。
ただ、こうした問題の場合、聞き手の方ばかりに焦点が当たりますが、伝える側にも問題があると考えた方がいいですね。
僕も、話が伝わっていないなあという場合、生徒のことだけでなく、自分の言い方などに問題がなかったかを考えるようにしています。
ああ、なんだか真面目な話を書いてしまいました、すみません。
そんなに面白いことが毎日起きるわけではないので(笑)
あったとしても、ここには書けないようなことが大半です、ははは。