今日も、適当に読み漁っていた記事から1つ紹介します。
ノーベル賞受賞者といえば世界の頭脳。だが、子ども時代はオール100点とはいかなかったようだ。…
ふふふ、僕の好きそうなタイトルですね。大好きですけど。
じつは、僕も高校時代は真面目に課題をやったことがありません。
最初の頃はきっちりとやっていたのですが、途中から一切放棄しました(笑)
先生に嫌味を言われたり、怒られたりしましたが、全く気にせず無視してました。
「お前みたいな奴は大学に落ちるんだ!」と言われたこともあります。
大学、受かってしまったんですけど・・・。
塾でも宿題はほぼ出していません。
自分で勉強というもののデザインができないうちは、課題はありがたいものですが、ある程度できるようになってくると、こういうことをしたいとか、ああいうことをしたいというものが自分の中にできてきます。
そうやって自分で自分の課題を発見できるようになると、人から出される課題ほど邪魔なものはないわけです。
そもそも、その課題がしっかりと練られたものであれば良いのですが、そういうことは少なく、提出すること(もっといえば教師の言うことに従順であること)が目的である場合がほとんどです。
これは、できる生徒にとっては苦痛だと思います。実際に、僕の周りにいた成績優秀者は皆、自分のやりたい勉強をやっていました。何でもかんでも従順にやっている人なんて見たことないです。
すなわち、大事なのは自分で自分の課題を見つけ、それを改善する方法を考えることなんです。
そういう部分が足りていない場合には、課題をやることには意味があります。
しかし、盲目的に課題をこなすだけでは、自分で課題を発見するような力は養われないでしょう。
だから宿題をたくさん出してとにかくやらせるというアホな方法はやりたくないのです。
自分をよく観察して自分を知ることが、勉強をやっていく上で欠かせないと僕は思います。
ただ与えられたものをこなすだけで一体何が楽しいんだろう、とそう思うわけです。
うちの塾生は、宿題をほとんど出さなくても、みんな積極的にいろいろと自分の課題に取り組んでいます。
能動的に勉強に取り組めるようなキッカケを与えてあげれば、生徒は勝手に勉強します。
本来、学ぶこと、知ることってとっても楽しいことですから。