今日から、数学IIIの授業は2次試験対策を始めました。
数学の試験時間は120分から150分という大学が多いのでなかなか長丁場です。
1問あたりにかけられる時間は20分〜30分というのが目安ですね。
塾生の皆さんには、普段からじっくりと考える練習をしてもらっているため、集中力が切れたりするような様子もなく順調です。
理系の入試問題は粘り強く考えることが大切です。
パッと見て難しそうだからと「捨て問」にする人もいますが、そういう人は理系には向いていないように思います(笑)
試行錯誤しているうちに発見がある、そういう問題が国立大の理系入試には多いです。
とはいえ、高校生でも解けるように作られているので、難しさで言えばそこまでではありません。
観察力や式の意味を考えたり、そういう地味な作業を嫌がらずにやれる人はセンター後でもかなり伸びるようです。
逆に、ひたすら過去問や問題集を「解くだけ」の人はなかなか思うように伸びないかもしれません。
実際に、これまで見てきた生徒のタイプを見ていても、そういう傾向があります。
国立大の入試問題はよく作られているので、やはり考えることを重視しています。
そういう部分をいきなり伸ばそうとしてもなかなか上手くいかないものです。
普段から、しっかりと考える訓練をしておきたいところですね。