今日も面白い記事を紹介します。
これは、かなり大事な問題だと思います。
勉強に限らず、文字から情報を得ることは多いはずで、その能力によって取得率と正確性が左右されます。
数学を教えていても同じで、定義や定理をきちんと正確に理解できる人と、勝手な解釈をしたり誤った解釈をしたりする人が出てきます。
同じ記述を読んでいるので、同じように理解しているだろうと思うのは危険です。人によって大きく変わります。
読解力という曖昧な定義ではなく、きちんとした能力として分析するのは大切なことだと思います。
そういう意味で、こうした調査が行われるようになったのはとてもいい傾向ではないでしょうか。
また、個人的には国語の授業の見直しにも繋がってほしいと思っています。
国語という科目が何を伝えるべきかは僕の知るところではありませんが、自分が受けてきた国語の授業というのは、基本的には先生のあるいは社会の道徳観を伝えるようなものでした。
文章を読むための能力を鍛えるものではなく、情操教育の側面が強かったように思います。
そういうのが悪だとは言いませんが、やはり読み書きの能力をしっかりと鍛えるべきです。
とくに、今の世の中は情報の取捨選択が重要なので。
ところで、このテスト社会人一般でも調査するみたいですが、それとは別に国語教師にやってもらったらいかがでしょうか。結果にとても興味があります。