歴史の教科書

今日も面白いニュースを見つけました。

毎日新聞

 高校や大学の教員らでつくる研究会が、高校の歴史教科書に収める用語を半分に絞る「精選案」をまとめた。暗記中心になっていた…

結構、取り上げられているようで、いろんな人がいろんなことを言っています。

というわけで、僕も便乗して個人的なことを言ってしまおうというわけです(笑)

まず、教科書から用語を削減するという方針には大賛成です

とくに歴史と生物は用語の量がかなり多くなっていると思います。

そのため、覚えることで手一杯となり、結果、暗記のみに偏った科目になっていると思います。

暗記を否定するわけではありませんが、覚えるだけでOKというのは、正直意味がないと思います。

また、重箱の隅をつつくような瑣末な部分の知識が本当に必要なのかどうか、という検証も必要でしょう。

これは歴史や生物に限った話ではなく、全ての教科に言えることですが。

 

僕もよく言っていますが、あれもこれもと付け加えるのは簡単なんです。とくに頭を使わなくてもできることです。

しかし、「削る」ということになると、色々と考える必要が出てきます。

これは、学問に限らず、芸術や産業などにも通じるものがあります。

本質を損なうことなく、シンプルに。バッハみたいなもんです(笑)

 

ただ、ニュースを色々見ていると、どうも「歴史的な偉業を成したかどうか」みたいな点を重視しているようで、ちょっと頭がおかしいのかな、と思ってしまいます。

歴史というのは個人的に物語であると思っています。その壮大な物語の登場人物として、魅力があるかどうか、あるいはストーリーに不可欠かどうかということになるんじゃないだろうかと思います。

まあ、そのあたりは専門家じゃないのでわかりませんが。

ただ、全てをぶち壊すようなことを言えば、所詮、教科書は教科書であって面白くなることはない、ということです。

結局は、それを伝える側の熱意だとか愛情次第だということになると思います。

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