どこで差がつくか

新年度の募集をひっそりと始めたけど、問い合わせが結構あるので驚く。驚いてはいけないのだけど(笑)

教室が小さいので塾生を大々的に募集してしまうとすぐにいっぱいになってしまう。そんなわけで、広告を出す出す言って結局1回も出さないまま、8年目に突入してしまった・・・。地味に愛される塾になっているのかもしれない。

と、そんな与太話は放っておいて、新年度についていちばん気をつけてなければならないのは新高校1年生である。

石川県の場合「高校生になったら塾に通う」ではなく「高校生になったら塾はいらない」という妙な認識があるようだ。中学校に比べれば、学習内容は増え専門性も高くなるのに、である。

まあ、しっかりと教えられる人が少ないということなんだろう。他塾から移ってくる生徒の中にはアルバイトの大学生からテキトーな指導を受けて間違った理解をしてきた生徒だとか、専任の先生に質問してもちゃんと指導してもらえなかった生徒だとか、そういう事例が多くある。これ、結構大きな問題だと思うんだけど、親御さん的にはどうなんだろう?

いずれにしても、最初のスタートが肝心で、ここで高校数学の半分以上が決まってしまう。

高1の5月から6月くらい、ちょうど2次関数から方程式あたりの範囲で、同じ高校内でもかなりの差が出てくる。高校入学時にはそれほど差がなかったはずなのに、である。

中学生の延長のような感覚で高校数学に突入してしまった生徒は、概念が抽象化されてくるあたりでついていけなくなる。最初の因数分解あたりは、具体的な計算が多く、理論的というよりは作業に近いため、それほどの差は出ない。むしろ数こなしてナンボっていうやり方の生徒の方が良かったりする。ただ、方程式と関数の関係あたりになってくると、理解のスピードに大きな差が現れるのだ。

これは、数学という科目に対する認識をどう変えるかという部分によるところが大きいように思う。入りを失敗してしまうと、取り返しのつかないことになりかねない。そういう部分をきちんと指導しないと、そのあとは泥沼にはまることもあり得るわけで。だからこそ、高校1年生の授業は最初から時間をかけて、意識を変えてもらえるように指導しているのだ。

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