春休みも終わり

春休みの最終日は霰が降るというとんでもない天気の1日だった。ああ、寒いよぅ。

明日から新学期が始まる学校が多いので、気持ちを入れ替えて、頑張ろう(棒読み)

 

春休み期間中は自習に来る生徒が多かったので「何やってんだろうな〜」とこっそりと観察していた。

問題集をひたすらやる人、うんうん唸っている人、教科書を読む人、宙を見つめる人、などさまざまだ。

基本的には「見てるだけ」なのだが、やはり気になる生徒はいる。

「それ、意味あるか?」ということをひたすら繰り返している人とか、赤ペンで答え写している人とか。

何が目的なのかイマイチ分からない人がちらほらいる。

問題集をやるにしたって「これ1周しました」みたいなことを言って来る生徒がいるので困る。

「そっか。んで、何ができるようになったの?」と聞くと、「え?」みたいな顔をされる。

う〜ん、終わらせるのが目的だと困るんだよなあ。まあ、多少は力が付いてるかもしれないけど、もう少し考えてやれば、同じ時間でももっとたくさんのことを学べるんだぞ。もったいない。

 

なーんも考えずに習慣的に何かをするということは確かにある。オナラとか。

オナラを繰り返してると、そのうち歯切れの良いスタッカートで出せるようになったり、または無音で毒ガス噴射できるようになったりする。しなくてもいいけど。これは、経験値の増加によって得られる技術である。技術でもないか。

でもね、勉強がオナラと同列であっては困るんだな。経験値が必要ないわけではないけど、偶然の経験に任せてはいけないのである。

仮にオナラをするにしても、使っている筋肉や腹圧やあるいは音が鳴る仕組みを考えてみると、1発のオナラで様々な実験と考察ができるわけだ。

そして、次は圧力ちょっと緩めで先の方だけ絞ってみようかな、という感じで事前にしっかりと準備もできる。

ところが、何も考えずにやってしまうと「お、今のは良かったな」くらいで、再現するのはなかなか難しいのである。

日常的なオナラと同じように勉強をしているという人は案外多いのではないかと思っている。

「さあ、勉強するぞ!」みたいな感じで、問題集を開き、テキトーなところから解き始めるっていう感じ。

俺は、そういう行き当たりばったりな勉強は嫌いなので、ただ漫然と問題を解くなんてことはやらない。

まあ、趣味の範囲ではそういうことやるけど、あくまでそれは趣味だからな。

なんか、とても下品な話になってしまっている(例えが悪いな)けど、そういう漫然とした勉強をしている人って結構多いと思うんだなぁ。しないよりはマシだけど。

もう少し、事前の準備をしてみたり、意識を持ってやってみたりというのが必要なんじゃなかろうか。

ちなみに、オナラのことをあれこれ書いているけど、別にオナラ芸ができるわけではないことは断っておこう。

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