高校生は、高校総体で部活が忙しいようである。合宿行ってる人が多いようで、塾の授業も「欠席します」という連絡が多い。
学校も実質休みみたいなもんで、部活やってない人だけ学校で自習らしい。アホくさ。部活やってる人は学校来なくてもOKでやってない人は学校来いってのも何だかなあ。まあ、そんなわけで部活動が活発になって煽りを食らっている最中である。
部活に一生懸命になるのは悪くはないけど、いろいろと見失っている場合には危険である。
んで、高校1年生はこの時期に2次関数あたりに突入しているんだけど、部活の忙しさにかまけて疎かにしてしまうとずっと尾を引いてしまう部分である。
2次関数のところで出てくる内容は、高校数学の全般にわたって必要となる。素材として2次関数はシンプルだからじっくりと時間をかけて理解しておきたい部分なんだけど、余裕のない人は「何となく」で終わっていく。期末テストに間に合わせるように、とりあえず問題集を繰り返しやって・・・なんてことになるとハリボテになってしまい、後からボディブローのようにじわじわときいてきて、気づいたら試合終了なんてことになりかねない。
実際に、数学が苦手で塾にやってくる生徒はその原因のほとんどが高校1年生内容の理解不足にある（ヒドい場合は中学校内容）。式の計算から2次関数あたりまでの内容をしっかりやるとその後は何とか形にはなる。だから、高校2年生であっても高校1年生の授業に参加してもらうことがよくある。
まあ、そんなことにならないように、この時期はしっかりと勉強時間をとってもらいたいなあと思っている。
でも、だいたい部活がクソ忙しい時期と重なってしまうのが悩みの種である。