今日は、朝からいろいろなニュースが流れてきて、お腹いっぱいである。
オウムのニュースから大雨のニュースまで、てんやわんやであった。
個人的には、やっぱりオウム関連のニュースが気になった。
地下鉄サリン事件が起きたのが1995年の3月のこと。阪神淡路大震災から間もない時期に起きたのを記憶している。もう、随分と昔の話ような気がする。
当時、俺はあまり世の中のことを分かっていない高校2年生だったが、この年は何となく日本全体が閉塞感に包まれていたように感じていた。翌年には大学受験を控えていたけれど、オウム関連のニュースで東大や京大という文字をたびたび見ることになり、大学に行って俺はどうするんだろうな、とかぼんやり考えたものである。
ただ、同じ日本で起こった事件といっても、身近なものではなかったから、何となくテレビの映像を見ながら他人事のように思っていた。それは、阪神淡路大震災も同じである。
ただ、阪神淡路大震災については、奇しくも翌年に神戸大学を受験することになり、その傷跡を直に見ることになった。1年経過していたけど、街のあちこちが復興途中という感じで、知っている神戸の街とは全然違うものになっていた。
あの年から20年以上も経ち、今日のニュースを見て、何となく一つの時代が終わったんだなあという感じを受けた。
まあ、それは多分平成の終わりということなんだろうけど。
個人的には、この2000年前後のことを考えると、どうしようもない時代だったなと思っている。自分のことも世の中のことも。
次はどのような時代になるのかは分からないけど、もっとポジティブな世の中になってほしいなとロスジェネ世代の俺は思うのである。