夏期講習の募集も、そろそろ人数的に限界を迎えそうな気配である。うれしい悲鳴といったところ。
うちの塾は、基本的にHPと口コミくらいしかキッカケがない。
これには意図的な部分もあるのだけど、最近はちゃんと宣伝した方がいいなあという思いも強くなってきている。
転塾してくる生徒の多くが悲惨な状況になっていたりするので、きちんと指導している塾もあるぞ!ということを広める必要性も感じているのである。そういうのが広まればインチキ塾が淘汰されるということもあるかもしれないし。逆に、小さいうちの塾のようなところの方がインチキと思われている可能性もあるっちゃあるわけで。正しくアピールすることは必要かな、という思いが少しずつ強くなっている。
ただし、教室が小さいので、申し込みが殺到するとキャパ的にすぐ破綻する(笑)
まあ、毎年適度に塾生が増えて、いい感じできているのでこのままでいいかなと結局は思ってしまう。
こうして状況は前進しないわけである、ははは。
塾選びというのはいろいろと難しい。生徒目線、保護者目線、指導者目線、いろいろな面で考えないといけない。
うちの塾でも、得意な部分とそうでない部分があるし、入塾希望の方の要求とズレがある場合には他塾を勧めることも結構ある。なんでもござれ、というわけにはいかない。
指導に関しても、ある程度具体的に案内をするようにしているし、ブログでもその片鱗を記載したりしている。
受けが良いイメージ戦略とか、キャッチコピーとかもあるかもしれないが、あまりそういう感じでは伝わらない。
努力とか生きる力とか人間力とか言いだしたら、とても胡散臭いだろうし(笑)
まずは、きちんとメインの数学を教えること。これを抜いたら成り立たない。
教科書内容などの基礎を大事にすること。これも抜いたら成り立たない。
こうやって考えると、この10年くらいで随分と考え方が変わったなあと思う。歳とったせいかもしれんが(笑)