第1回金沢市統一テストが近づいてきました。
学校でも過去問が配布されているようで、生徒も対策に取り組んでいます。
いろいろと不安を抱えている人もいるかもしれませんが、石川県総合模試を受験している人であれば難易度に関してはさほど驚くようなことはないかと思います。上位校を狙う人の多くは、何らかの模試を受けていると思うので、そうした模試と同程度の難易度だと考えておけばいいかなと思います。
しかし、模試を受験したことのない人(定期テストしか知らないという人)は難易度の違いに戸惑うかもしれません。そういう人は、配布された過去問をよく分析して対策をしておく必要があります。統一テストの詳細については以下のサイトに詳しくまとめられています。ご参考までに。
上位校を狙う人の場合、例年、数学で得点できるかどうかが大きなカギとなります。あくまで目安ですが、泉丘や附属を目指す人であれば最低でも80点はとっておきたいところです。90点前後あればなおよしといった感じですね。二水であれば70点以上は取りたいところでしょう。桜丘であれば60点台後半といった感じです。
数学でメインとなるのは方程式の問題(文章題)と関数の問題でしょう。
が、出題範囲に間にあわせるために超特急で進んだという学校もあったりするので要注意です。とくに関数については、それほど応用問題に手をつけていないという人も多いので、差がつきやすいかもしれませんね。幾何との融合問題は要チェックですよ!
さて、そんな第1回金沢市統一テストですが、この結果が私立高校の受験校選択に大きく関係してきます(と言われています)。
塾では、統一テスト以外にも各種模試のデータがあるので、それらも見ながら総合的に判断していくことになりますが、学校の先生は統一テストの結果をもとに進路指導をされるようなので、できる限り点数は取っておきたいところです。
とはいえ、まだ11月の頭ですから、今後点数が伸びる人もたくさんいます。
過去の塾生のデータを見ても、志望校に合格した生徒って、この時期の成績は合格ラインまで届いていないという生徒が多いんです。
これからの時期をどう過ごすかが大切です。
統一テストが終わったら、すぐに自己分析に取り掛かり、まずは冬休みまでにやるべきことを決めましょう。
実戦的な練習が必要な人もいれば、基礎に戻ってやり直す必要がある人もいます。
ライバルの点数が気になってしまったり、他の人がどういう勉強をしているか気になってしまったり、そんな中3生が増える時期です。
あるいは、塾のブログなどに書かれた情報に振り回される人も増えてきます。
いろいろな不安から、そうした生徒・保護者が増えるのは分かるのですが、他人ばかり見ていては伸びるものも伸びません。
いま、自分にとって何が必要なのかをよく考え、自分に必要なことをやらなければいけません。
テストの結果がそれを教えてくれるはずですから、まずは分析をしっかりとやりましょうね。