中学生はこれからが勝負です

さて、公立高校の入試まであと100日ほどになりました。

統一テストや総合模試の結果が返ってきて、結果に喜んでいる人や絶望している人もいるかもしれません。が、勝負はこれからが本番です。

地道に基礎を積み上げてきた人は、ここから実戦演習にガンガン取り組んでいきましょう。きちんとした基礎が身についていれば、冬休みを挟んだ1ヶ月くらいで驚くほど伸びるはずです。

高校入試で問われる内容は大学入試のそれと比べるとかなり少ないため、実戦演習に取り組んでから結果が出るまでそれほど時間がかかりません。ただし、点数を伸ばしていくためには確実な基礎力が欠かせないため、ここをいい加減にしてきた人はなかなか伸びず苦しい時期となってしまう可能性があります。

また、これまで何となくやって、それなりに点数を取っていたタイプの人の中にも、この先苦しくなる可能性がある人が含まれます。上記のような基礎重視だったタイプの追い上げが始まり、相対的に成績が伸びなくなってくる、あるいは成績が下落していくケースが出てきます。直前期に成績が落ちるとメンタルがやられてしまう生徒も出てきます。実際には、直前期は成績をキープするだけでも大変であること、そして多少の下落は想定しておきたいところです。さらに、早い時期から入試対策に取り組んできた生徒の場合、息切れを起こして失速してしまうパターンもあります。そのあたりのペースもうまくコントロールしたいところです。

なお現時点で、各種模試で450点以上を取っているようなタイプの人は安心して勉強を続けてください。このレベルの生徒で直前期に成績が低迷するというケースはほぼありません。

いずれにしても、単純に結果の点数だけを見て安心したり悲観してはいけないということです。足りていない部分がどこか、それを伸ばしていくために何が必要かをきちんと考えましょう。

とりあえず、現時点での成績というのは気休めくらいに思っておくといいでしょう。一度、気持ち的にもリセットしてこれから受験勉強がスタートすると考えて取り組んでいくことが大事です。

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