先日実施された金沢市統一テストの市内平均が出たようです。
国語 | 社会 | 数学 | 理科 | 英語 | 合計 |
54 | 55 | 46 | 63 | 52 | 270 |
というわけで、前回同様に今回も数学の平均点がもっとも低く、46点となっています。
第1回の平均点が50点だったことを考えると、予想以上に悪いなあという印象です。
成績分布などの詳しい結果は分かりませんが、生徒の通う学校ごとのデータを見せてもらったところ、数学以外の科目は比較的きれいなグラフになっていましたが、数学だけ点数がバラけているなあという感じでした。
テストの問題が難しい・問題数が多いといった点を考慮しても、ちょっと低いなと感じます。が、昨今の中学生の数学力を考えれば「まあこんなもんかなあ」という感じでもあります。
ただ、平均点だけ見てどうこう言うのは早計なので、できれば詳細なデータが欲しいというのが本音です。
まあ、例年の傾向と大きく変わるわけではないんでしょうが・・・。
また、各高校の合格ラインがどれくらいなんだろうと気にしている人も多いと思います。しかし、このテストの成績がそのまま入試の結果になるわけではありません。点数というのは、ちょっとしたミスでも変動するものです。あるいは、たまたま知ってる問題が出ていつもより出来たなんてこともあります。本番も同じことが起こるとは限りません。点数を頼りにするのではなく、「ちゃんと分かってるのかどうか」をチェックして欲しいなと思います。
また、各高校の合格ラインがどれくらいなんだろうと気にしている人も多いと思います。しかし、このテストの成績がそのまま入試の結果になるわけではありません。点数というのは、ちょっとしたミスでも変動するものです。あるいは、たまたま知ってる問題が出ていつもより出来たなんてこともあります。本番も同じことが起こるとは限りません。点数を頼りにするのではなく、「ちゃんと分かってるのかどうか」をチェックして欲しいなと思います。
統一テストの問題は、第1回、第2回とも良問が揃っており適度な難易度に設定されていると思います。
まずは、それらをきちんと復習して「どういう力が必要なのか」を考えることが大切です。「上手く解く」「速く解く」といった能力や、あるいは「たくさん知っている」などということは、実際にはそれほど大切でないことが分かります。
当たり前の話ですが、きちんと理解できていればできるというのが数学のテストの特徴です。
そのことは意識して取り組んで欲しいなあと思います。