塾生の顔を思い浮かべながら記事を書いたんですが「塾生が俺の顔なんて思い浮かべるわけねえ!」ということですね。ふはは。
そんなわけで、暇があったら読んでください・・・かなり時間かけて更新したので・・・ええ。
塾長第6回石川県総合模試が実施されました。今回はとくに「数学が難しかった」という声をたくさんいただいたので、塾長が解いてみた感想と簡単な解説をアップしていきます。第5回石川県総合模試は金沢市統一テストと被っていたので「解いて[…]
まあ、総合模試も終わって冬休み前の「魔の時期」に差し掛かってきました。
この時期は学校や塾で高校入試の「進路指導」の面談が実施されるのですが、毎年その話を生徒や保護者の方から伺って憂鬱な気持ちになります。
いろいろな生徒に聞いてみたところ、生徒が言われていちばんショックを受ける言葉は、
といった「お前にはムリ」系の発言だそうです。確かに、私ももし自分が生徒の立場だったらその場で手に持っているものを投げつけるかもしれないです。冷静になって考えてみると、「何目線だよ!」とツッコミたくなりますね(笑)
まあ、失敗しないように安全なところを提示する気持ちは分からなくもないのですが、そういう方針であれば進路指導は必要ないのではないかと思ってしまいます。多分、生徒の気持ちとしては、「あと○○点あれば合格ラインだから頑張ろう」という言葉がいちばん嬉しいのではないかと思います。とはいえ、無責任に何でもかんでも「応援するぜ〜!」というのもちょっと違うように思います。
そもそも、進路指導をする上で気になっているのは、生徒が「現実を知らなさすぎる」ということです。「夢」や「希望」といった聞こえの良い言葉ばかり並べたてておいて、受験になるといきなり「〜はムリ」なんていう現実を投げつけても何にもなりません。もう少し、現実的な進路の話も必要になるのではないでしょうか。
授業後に雑談をしているときでも、生徒は無邪気に「お給料は30万くらい欲しい」なんていうことを言ってしまうわけです。現実はこんなもんですよ。
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もちろん、高校入試だけで人生すべてが決まってしまうものではありません。しかし、将来のことを本気で考えて志望校を選択している人もいるわけです。まだ「自分のこと」という現実感がない人もいるかもしれませんが、少しだけ「自分の未来」について真剣に考えてみて欲しいなと思います。中学生にはまだ難しいかもしれませんが(そんなことないと私は思っていますが)、自分の進むべき道を自分の選択で決めていくことの大切さを知って欲しいなと思います。