先日の新聞の記事にも出ていましたが、高校入試の出題範囲は「基本的に変更なし」だそうです。
もちろん、今後、感染の第2波がやってくる可能性も十分に考えられるため、あくまでも現時点での判断でしょう。
この先も感染者数が再び増加すれば、休校措置や自粛要請が出されることもあり得ます。
いろいろなことを想定してやっていかないとダメですね。
とは言っても、やるべきことはそんなに大きく変化するわけではありません。
5月にも似たような記事を書きましたが、入試対策ばかりに躍起になるのではなく、きちんと各教科の勉強をやってもらいたいなと思います。
塾長緊急事態宣言が解除される見通しです。もちろん、ウイルスの流行が収束したわけではなく根本的な状況は何も改善されていません。が、このままでは経済も死んでしまうため、こうした選択をせざるを得ないといったところでしょうか。当然で[…]
入試対策のことばかり考えていると、さまざまな情報や今後の情勢にいちいち振り回されてしまうことになります。
毎年いろいろな生徒を見ていますが、結局のところ、小手先の勉強ではなく、基礎から積み上げてやっていくのが一番確実な方法であり、最短距離なのではないでしょうか。
やっつけ仕事で入試に間に合わせるような勉強をしている生徒や、物量作戦で「とにかく頑張れ!」という方法でやっている生徒が、「いかに本番で脆いか」ということを今年の高校入試の結果が物語っているように思います。
そして、それを「入試問題が難しかった」などと分析している指導者ももう少しきちんと考えてもらいたいです。
と、私がひとり憤慨しても仕方ないことですが(笑)
とりあえず、コロナで入試の範囲がどうなろうと知ったことではありません。
至誠塾はいつもと変わらず、まじめに数学に取り組むだけです。