ついこの前「10月になったぞ〜」なんて話をしていたら、もう10月も半ばになってしまいました。
本当にこれからの時期はあっという間に時間が過ぎていくので、無駄な時間をなるべく少なくしていきたいというのが受験生の誰もが思うことでしょう。
高3生は共通テストまであと100日を切り、模試の回数も増え、必然的に緊張感も高まってきていると思います。残された時間を気にし過ぎて焦ってしまい、いろんなことが中途半端になってしまう人も出てくる時期です。漠然と勉強するのではなく、模試の結果などをしっかりと分析して「やるべきことは何か」をまずはしっかりと考えるようにしてください。
一方で高校受験を控える中学生は、まだ本番までの時間があるので「何となく勉強はやっているけどただやってるだけ」といった感じの人が多いかもしれません。一応、毎月模試が実施されていますが、危機感があまりないという人もちらほら見受けられます。まだ時間があるから大丈夫だと思っている人も案外多いともいます。しかし、1つだけ言っておきます。
まあ「もうダメだ!」という根拠もないんですけどね(笑)
11月になると金沢市統一テストが実施され、毎年その辺りから「どうしよう」なんて焦り出す人もいるのですが、統一テストの後からとなると、成績を上げていくのは簡単ではありません。
こんなふうに思っている人もいるかもしれません。がしかし、やる気なんてものは存在しないのです。仮にあったとしても、勉強においてやる気が発動することはないと考えておきましょう。
こういう時に大切なことは、行動に関する「決まり事」を作ってしまうということでしょう。
いきなり大きな変化を求めても、ほとんどの場合は失敗に終わります。毎日3時間勉強する!なんていうのは無謀です。そのため、出来そうなラインからスタートしていきましょう。例えば「寝る前の10分間、単語帳を必ず見る」なんていうレベルから始めていきます。時間での縛りが苦手な人は「単語を5つ覚える」といったレベルでもいいでしょう。
そして、他の人に対して宣言して協力してもらうといいでしょう。自分だけでやるのは難しい部分があるので、他の人にチェックしてもらったり、あるいは友達に一緒にやってもらうなんていうのもいいかもしれません。
また、何よりも大事なことは「自分で決める」ということです。自分で決めることで「責任」が発生します。そうした部分も行動に移す際には重要になります。
そんなわけで、どうも腰が重い人は、以下のことを実践してみるといいと思います。
- 簡単な決まり事をつくる
- 周囲の人に宣言して協力してもらう
- 自分の意思で決定し、決定したことには責任を持つ
ちなみに塾長はコロナ自粛の際、運動不足解消のために仕事前にぶらぶら散歩をするという決まり事を作ったのですが、現在もしっかり続いております。あまり細かいことを決めないようにするのも長つ続けるコツかもしれません。