共通テストが終わりました

塾長
共通テストが終わって平均点予想が各予備校から出されました。いろいろと話題になった共通テストですが、平均点を見る限りではセンター試験との大きな差はないように見えます。ただし、得点分布などが見えてこないと分からない部分もありますね。もしかすると、山が2つできてしまうような事態もあり得ますので。

予想平均点

各予備校の平均点予想は以下でご確認ください。

○河合塾

学校法人河合塾が運営する大学入試情報サイトKei-Netでは、共通テストの正解・配点・問題分析のほか、予想平均点・大学別…

○ベネッセ・駿台

○東進

大学入学共通テスト解答速報2021|大学受験の予備校・塾 東進

東進の大学入学共通テスト解答速報。問題と解答、全体概観、設問別分析に加え、新高3生と新高2生向けに学習アドバイスを公開中…

河合塾・ベネッセ駿台は高めの予想です。一方で東進は全体的に低めの予想となっています。

実際に大学入試センターから平均点等が発表されるまでは分かりませんが、予想平均点を見る限りは、昨年度までのセンター試験と比較してもそれほど大きな変化はなかったように思われます。事前の予想では、難化するという予想が多かったように思いますが、蓋を開けてみると「なんだ、そんなものか」という印象が強いです。

しかし、出題形式などについては、試行調査でも大きな変化が見られたように各科目で変化がありました。全体的には、問題文が長めになり、資料やデータをもとに読み進めるような問題が増加しました。受験生からは、英語の形式が大きく変わって戸惑ったという声が多かったです。

私のように面倒くさがりで「問題文長いな〜面倒だな〜もっと端的に要点だけ話してくれよ〜」というタイプの人間にとっては拷問のようなテストだったのではないかと思います。実際、英語を解いてみようと思いましたが途中でやめました(笑)

そういう点では、学力も当然ながら、集中力を持続させること(脳の体力)も重要となるテストだったのではないかと思います。

数学はどうだったの?

至誠塾としては、やはり数学がどうだったのかが気になるところです。塾生は「ダメだった」とか「難しくてパニックになった」などと言っていましたが、採点をしてみるとほとんどの生徒は7割を超えていたので、点数的な面では昨年までのセンター試験との大きな違いはなかったように思います。

塾長

塾長も実際に解いてみましたが、脳の体力が衰えたオジサンには相当キツい内容でした。2時間くらい余裕持たせてくれ!と思いながら計算ミスを連発した塾長です。

なお、数学I+Aのデータの分析のところと図形はやりませんでした(笑)

とにかく、集中力を持続させないと、途中から「問題が頭に入ってこないのよね〜」と放心しそうになります。なりました!

数学だけでもこんな感じなので、連続して5教科を受験した受験生はかなり大変だったのではないかと思っています。それだけでなく、新しく変わる入試内容、コロナによる休校、いろいろな不安を抱えての共通テストだったと思いますが、大きく点数が崩れなかったのは、受験生が頑張った証拠だと思います。受験生のみなさん、本当にお疲れ様でした。心から尊敬します。

塾長
会食やらカラオケやらで感染拡大させているアホな大人は、こういう若者の頑張りを見て反省してもらいたいなあと思います。

数学I+A

河合塾ベネッセ・駿台東進
585853

※点数は発表時のものです。サイトによっては点数が更新されているので注意してください。

数学I+Aは今年度から試験時間が10分伸びて70分となったわけですが、伸びた時間以上に分量が増えたように思います。第1印象は「おいおい、冊子が分厚くないかい?」というものでした。

中身についてですが、1つ1つの問題を時間を考えずに解ける(あるいはもう少し余裕がある時間で解ける)という条件のもとであれば、良い問題が多かったと思います。しかし、70分であれだけの分量を解くとなると話は別です。結局のところ、思考力重視と言いながらスピード重視の部分が多く残ってしまっているのは今後の課題だと思います。

塾長
第2問の絵もキモいし・・・。そもそも陸上とか興味ない事柄だと、まったく頭に入ってこないんだよなあ。そんなことを思いながら第2問を解いた塾長です。こういう、日常の事柄をテーマにした問題って増えてますが、個人的には好きじゃないです(笑)

また、誘導が親切であるため、丁寧に文章を読んで問題作成者の思考をトレースできれば9割超え高得点が可能な問題だとも言えます。しかし、それによって数学の能力が測れるかというと、そんなことはありません。やはりマークシート形式の問題では思考力を測るのには限界があるなあと感じる問題でした。さらに、「思考力」を押し出すあまり、受験生に無用な混乱を与えた可能性もあり、試験問題としては非常に中途半端なものだったのではないでしょうか。

問題は良いが入試問題としては洗練されていない

数学II+B

河合塾ベネッセ・駿台東進
606054

※点数は発表時のものです。サイトによっては点数が更新されているので注意してください。

数学I+Aは試験時間70分に増えて、分量も多くなったわけですが、数学II+Bについては、センター試験と比べて大きな変化はありませんでした。むしろ、誘導がかなり親切だったので、問題文を丁寧に追いかけていけば比較的易しい問題が多かったように思います。平均点予想が高めになっているのも納得の結果です。ただ、変更点として、第3問に統計的推測の問題がきており(センター試験だと第5問でした)選択問題のマークミスをした人がいたという話も聞きました。

例年、鬼門であった数列とベクトルがかなり易しくなっていたので、高得点者も多いのではないかと思います。しかし、数学が苦手な生徒も得点できる問題だったか言えば、そういうわけでもなく、撃沈したというひとも例年通りいたのではないかと思います。

ん〜、センター試験とほとんど変わらんな・・・

まとめ

共通テストの数学を解いてみて思ったことを正直に言います。

ただ面倒臭くしただけじゃない?

回数を重ねることでセンター試験は、一部に問題を抱えながらも、受験生の実力を測るための洗練された問題になっていたと思います。しかし、今回「思考力重視」という方向に舵を切ったことで、そうした部分が失われてしまい、全体として非常にデキの悪いテストになってしまったように思います。これだったら

センター試験のままで良くない?

という声が上がるのも当然でしょう。これから回数を重ねていくことでより洗練されていくのかもしれませんが、そもそも大学入試センターが考える「思考力」というものがどういうものなのか、イマイチよく分からないというのが本音です。まあ、私の頭が悪いだけかもしれませんが、なんとなく「思考力」という言葉で煙に巻いているだけのように感じます。

太郎や花子が会話をしたり、陸上のストライドとピッチを題材にしたりと、変化はあるわけですが、その変化は本当に必要なものなのでしょうか?

正直、私には必要のないものに思われて仕方ありません。

まあ、こんなことを言っても仕方ないので、気持ちを切りかえて2次試験の対策をやっていきたいと思います。

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