前期試験が終わり明日から3月です

塾長
前期試験が終わって新年度の準備をいろいろとやっていたら、なんと2月が終わるじゃないですか!
まだ、公立高校入試も後期試験も残っていますが、もうこの時期になると私の出番はほとんどありません。この後に及んであれこれやらないといけないとなると、準備不足もいいところですからね。そんなわけで、塾の方は一足先に新年度がスタートします。塾生も大募集中ですので、数学を好きになりたいという人は是非お問い合わせください。

2月25日から国公立の前期試験が行われました。すでにいろいろな大学の入試問題がネット上に出回っていますが、数学については今年は全体的に易化傾向だったように思います。コロナ禍で休校期間もあったためその辺りに配慮があったのかもしれません。

私も、生徒から金沢大学(理系)の入試問題をゲットして解いてみましたが、昨年と比べてもかなり易しめの問題でした。

受験した生徒は「これじゃ差がつかない」と嘆いていましたが、本当にその通りで、計算でミスしてしまうとかなり痛いなあという印象です。実際に私も解いてみて計算ミスしまくりました(笑)

塾長
昔から計算はニガテなんですよ、ほんとに。

大問1〜大問3は受験対策用の問題集をやっていれば1回は目にしたことがある問題だったと思います。とはいえ、そこは国立2次試験なので、表面的な解法を覚えているだけでは解けない部分や、計算が大変になる部分もありました。とくに、計算量などをなるべく減らすような工夫を普段から考えている人は「あっさり解けた!」という問題もあったと思います。

大問1は典型的な連立漸化式の問題です。むしろ誘導が余計だったという人もいるかもしれませんね。大問2も $\displaystyle \frac{\log x}{x^2}$ などの具体的な関数についてはやったことがある人も多いと思います。これはそれを一般化して考える問題です。私は(3)で計算が合わなくて何回もやり直しました。大問3は良い問題です。面積や体積を求める場合、積分を利用して何をやっているのかが分かっていれば非常に易しい問題でした。しかし、公式暗記でやってきた人は出来なかったかもしれませんね。大問4は、しっかりと図をかいて規則を見出していくのが良いかなあと思いました。私は対称性も利用しながら三角形に割ったときの角がどうなるかを考えてみたのですが、結構な計算量になってしまいました。おそらく、もっとスマートな解き方ができるんじゃないかと思います。

というわけで、金沢大学の数学については昨年と比べると易化したと思います。それでも、本番のプレッシャーの中で実力を出し切るのは難しいため、思わぬミスをしていたり、頭が真っ白になってしまうこともあります。上手くいかなかったからといって、やってきたことが無駄だったなどと思わないようにしてくださいね。

後期試験などが残っている人は、気持ちを切り替えて準備を進めていきましょう。私も前期落ちからの後期合格を経験しているので、この時期の大切さはよく分かっています。前期試験が終わって気持ちが抜けてしまう人がかなり多くいるので、しっかりと習慣化されたことを守ってやっていきましょう!

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