4月もそろそろ終わりに差し掛かりました。新学年がスタートして3週間ほどになりますが、みなさん新しい生活には慣れてきましたか?
「今年は受験もあるし頑張るぞ!」と張り切って新年度を迎えた受験生、「去年の失敗を繰り返さないようにちゃんと勉強しよう」と心に誓った人など色々な方がいると思います。
そうした決意が脆くも崩れ去ってしまうのがGWであったりします。
学校の授業についていくだけで大変だったり、部活が本格化してきたり、課題の多さに面食らったりしている人も多いと思います。
そんなふうに感じて、ズルズルとダメなパターンに嵌まってしまう人をこれまでもたくさん見てきました。
とくに中高生を見ていると、勉強に関する見積もりが甘いということはよくある話です。
とくに、これまでサボっていた人ほど、どのくらいのことが必要かという経験値がないため、アタマお花畑状態の無謀な計画を立ててしまうことがあります。もちろん、経験値をもっていたとしても、予想外のことが起こったり、当初の予定と違ってくることはよくあることです。
そんな時に大事になってくるのは、無理のない計画に修正するということです。
中には意地で計画を完遂する人もいますが、そんな人は滅多にいません。多くの人は、予定が狂った際に頑張って何とかしようとするものの、どんどん当初の予定から離れていき、そのうち「もういいや」となってしまったりするものです。そういう事態に陥らないためにも、途中で計画の見直しをすることを予定に組み込んでおきましょう。
ただし、あまりにも頻繁に予定を修正してしまうと、単なる「行き当たりばったり」になってしまいます。少なくとも1ヶ月程度は様子を見るようにしましょう。
また、そうした修正をする場合に気をつけたいのは「計画を狂わせている根本的な原因」についても考えておくということです。予定外のことが頻繁に起こるような事柄については、思い切ってやめてしまう方が良いでしょう。
もちろん、最優先すべき事柄についてもきちんと考えてください。何となく「勉強も部活も」なんてやっていると「どっちもダメ」という典型的なダメパターンに陥ります。大会が終わるまでは部活動優先、などと決めてやる方が上手くいく人もたくさんいると思います。そして、何かを優先した場合のメリット・デメリットについてもきちんと考え、その上でリスクを負うことが大切です。
ということで、ゴールデンウィーク中も朝から晩まで部活動という人もいるかもしれませんが、自分の勉強の状況を「見てみぬふり」にしてしまうことのないよう、しっかりとこの1ヶ月の反省をしておくべきだと思います。
私も、どうせ旅行もできないので、日々の業務の反省でもしよっかな〜と思っています(する気ないだろ)。