というわけで、先日実施された第5回石川県総合模試の結果が返ってきました。
数学の平均点は、なんと
でした。低っ!!
数年前であれば、この結果に軽く衝撃を受けたかもしれませんが、現在では「起こるべくして起こっている」ということが分かっているので、このくらいでは驚かなくなりました。むしろ、「だよね〜」という感じです。悲しいですが、今後も緩やかに全体の数学力は低下の一途を辿ると予想されます。
第1回からの推移では、偏差値が59から71まで伸びた生徒もいます。すごい!
週に1回授業をやっているだけですが、基礎を正しく理解するということを重点的に指導しています。それでも、このくらいの成績アップはふつうに起こります。
よく考えて欲しいのは、数学の勉強をしなければ数学のことは理解できないということです。やっている勉強が数学の勉強ではなく、ただの試験対策になってしまっている人がたくさんいます。この点は注意して欲しいですね。
なお、他教科の平均点と標準偏差は以下のようになります(表はスライドします)。
国語 | 理科 | 英語 | 社会 | 数学 | 5科合計 |
59.1(15.28) | 49.0(20.35) | 52.7(19.68) | 51.0(18.85) | 46.2(17.29) | 257.6(80.50) |
石川県総合模試の数学は、問題数や考える時間などを考慮すると、90点以上を取るのはなかなか難しいテストだと言えます。しかし、上位校を狙う生徒であれば、高得点は難しくとも、やはり70点台には乗せたいところだと思います。とくに、今回のように問題レベルがそこまで高くない場合は、80点というのが1つの目標ラインとなるでしょう。
その辺りのことを考えて、自分の答案をチェックしてみてください。取りこぼしがないか、あるいは、もう少し頑張れば何とかなりそうな問題はないか。そういう分析をやってから、次に行動に移りましょう。
12月になったとはいえ、高校入試はまだまだこれからです!焦らず弛まず怠らず、日々の勉強を頑張りましょう。