2022年度石川県公立高校入試の結果

塾長
今日は暑さを感じる1日でした。いま、午前1時くらいですが、この時間になってもまだ気温が高くて気持ち悪い感じがしますね〜。まだ4月なんですが・・・

先日、石川県教育委員会の会議において、2022年度の公立高校入試の結果についての発表がありました。

今年度の昨年度の合格者の得点状況を抜粋して掲載しておきます(スクロールします)。

国語社会数学理科英語5科目
2022年度54.739.947.253.539.9235
2021年度60.148.048.651.246.1254

詳しくは以下のリンクからご覧いただけます(PDFファイル)。

令和4年度石川県立金沢錦丘中学校及び石川県公立高等学校 における入学者選抜結果について

5科目の平均点が235点ということで、近年でもかなり低調な点数でした。

そして、平均点以上に気になるのが、5科目の得点分布で見る上位層の薄さです。分布を見ていくと、真ん中に寄った分布になっていて、あまり大きく差が開いていないことが分かります。やっている割に力がついていない、そんな生徒が年々増えているように感じています。

なお、数学の平均点は、年々下降してきているのですが(2020年度に40.0というイレギュラーな平均点もありましたが)、今年も昨年に比べて少し下がりました。問題自体は昨年度の問題より易しい問題が多かったのですが、それでも50点には及びませんでした。この点に関しては、近年の中学生の数学力の低下を考えれば妥当な結果と言えるでしょう。

塾長
成績開示した塾生の点数から予想していた平均点より、少々低いかなあという感じです。

また、問題レベルに関しては、もう少し易しい問題を増やせばいいという主張もあるかと思いますが、易しくしすぎてしまうと上位校では差がつかなくなってしまい、入試としての機能が失われてしまいます。この辺りのバランス設定は非常にデリケートであるため、問題作成者もかなり苦慮されていると思います。今年度に関しては、おそらく問題作成者の予想以上に受験生の学力が低かったのではないかと思います。

数学に関しては解説記事と動画を作ってあるのでそちらを参考にしてください。

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一時期に比べると、数学の問題は安定した難易度になっていると思います。特別な対策は必要なく、しっかりと数学の勉強をやっていけば得点できる問題となっています。時間的に厳しい部分はありますが、スピードを上げるよりも、時間内でできることを確実にやることに徹する方がいいでしょう。

数学以外では、社会と英語の平均点の低さが目立ちます。

社会は記述問題がかなり面倒な感じになってきていますね。一昔前だと、表面的な知識だけでも十分高得点が狙える、ザ・暗記科目という位置付けだったのですが、もうそんな科目ではなくなってきています。「なぜ」の部分まで踏み込んだ勉強が必要となって来ていることは言うまでもありません。

英語に関しては学力差がかなり開いている科目です。高校入試の英語単体の得点分布は分かりませんが、総合模試や統一テストの結果から察すると、どの階級にも満遍なく人がいそうな感じがします。英語に関しては現在5科目の中でも学力格差がかなり広がっており、今後もその格差が大きくなっていくと思われます。

というわけで、どの科目も基礎的なことを正しく理解しているかどうか、基礎的な内容を正しく応用できるかどうか、という2点が重要となります。これからの入試では、とくに応用の部分のウエイトが大きくなります。

そうなると、応用問題をたくさんやりましょう!なんていうことを言い出す人が増えますが、そういう人は信用できません。

大学入試(2次試験)では以前から応用を重視する傾向が強いのですが、実際には基礎的な内容の理解の方がはるかに重要です。応用が大切だからと、基礎的な部分はそこそこに、すぐに難しい問題集などに手を出してダメになってしまう高校生がたくさんいます。

塾長
難関大志望なのに、教科書内容の理解すら怪しいという高校生をたくさん見て来ました。実際に難関大に合格していく生徒は、やはり足元がしっかりと固まっている生徒ばかりでしたね。

高校入試であっても同様のことが言えます。難しい問題が多いからといって、難しい問題をたくさんやらなければならないということではありません。それこそ「試験対策」という枠に囚われてしまった考え方です。そうではなく、難しい問題を構成する基礎的な内容について、しつこいくらい確認をすることの方が大切です。

というわけで、こういう傾向は、高校入試や大学入試では今後も続いていくはずです。その辺りのことは受験生の皆さんはよく考えておいて欲しいところです。

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