もうすぐで夏休みも終わりである。長いようで、あっという間の夏休みである。
夏が終わっていくこの感じは、学生時代と変わらず、何となく寂しい気持ちになる。
ヒグラシの鳴き声がいかんな笑
今年の夏はきちんとお盆休みをとった。
夏期講習期間にお盆休みがあったのは2012年が最後だったので、実に10年ぶりのお盆休みである。
コロナのこともあって、ここのところ帰省もままならなかったわけだが、あまりにも気にし過ぎていると気づいたら両親とも墓の中なんてことになりかねない。
そんなわけで、できるだけ人混みを避けて帰省した。
幸い、実家は田舎なのでもともと人は少ない。
誰もいない駅や、公園などをぶらぶらして、かつて過ごした土地の空気を楽しんできた。
この記事の画像は、地元でよく使っていた駅である。
住んでいた当時はまだ駅員さんがいて、切符を窓口で買っていたのだが、いまはもう無人駅となっていた。
ただ、ベンチや駅舎は当時のままだったので、電車を待つ時によく座っていたベンチに腰掛けてパチリ。
ここだけ時間が止まったままのような感じがして、少し懐かしい気持ちになった。
実家が遠いため頻繁に両親に会うことは叶わないが、最低でも年に1回は顔を見せておかないと、後で後悔しそうだなと最近は思うようになった。
若い頃は法事だの墓参りだの、いちいちそんなことで帰省するのは意味がないと思っていた。
お金もかかるし。
ただ、40歳を過ぎたあたりから、節目節目にはしっかりと帰省して、いろいろやっておこうと思うようになった。
帰省の度に両親が何となく小さくなっていくように感じていたし、「この先、何回会えるか分からんなあ」といったことを漠然と考えるようになった。
会えるうちにできるだけあって、話をしておこう。
そんなことを自分が考えるようになったことが驚きである。
歳だなあ笑
そんなわけで、お盆休みでいろいろと心の栄養補給ができた。
残念ながら肉体の栄養補給はあまりできなったけれど。遠すぎるよ、実家!笑
夏期講習も残りわずかとなったので、しっかりと最後までやり切りたい。