2月29日に、2024年度公立高校入試の出願状況(確定倍率)が発表されました。今年度は上位校では比較的落ち着いた倍率となりました。
石川県教育委員会の発表資料は以下のリンクから確認できます(PDFファイル)。
令和6年度石川県公立高等学校一般入学(全日制)の出願状況(2月29日)
金沢市の主な高校の倍率と出願者数を、志願変更前と後で記載しておきます。
高校名 | 金沢泉丘 | 金沢二水 | 金沢桜丘 | 金沢錦丘 | 金沢西 |
出願者数 | 503→489 | 495→506 | 530→516 | 298→310 | 490→487 |
倍率 | 1.26→1.22 | 1.24→1.27 | 1.47→1.43 | 1.44→1.50 | 1.36→1.35 |
昨年度確定倍率 | 1.31 | 1.38 | 1.49 | 1.64 | 1.43 |
各高校で若干出願者数の変動があったものの、志願変更前と大きな変化はありませんでした。
昨年度は泉丘・二水で1.3倍を超えるという強気の出願が目立ちましたが、今年度は比較的落ち着いた倍率となりました。前回の記事でも述べたように、私立高校の進学コースが充実してきたことで、上位校のチャレンジ受験をする人が増える一方で、中位層では私立専願の人も増加していくのではないかと思います。
以下は令和元年度入試からの上位校の倍率推移となります。年度によっていろいろ言われますが、多少の変動はあっても出願の傾向というのは大きく変化していません。
泉丘 | 二水 | 桜丘 | 錦丘 | 西 | |
2023(R5)年度 | 1.31 | 1.38 | 1.49 | 1.64 | 1.43 |
2022(R4)年度 | 1.27 | 1.23 | 1.68 | 1.50 | 1.43 |
2021(R3)年度 | 1.26 | 1.40 | 1.52 | 1.42 | 1.49 |
2020(R2)年度 | 1.21 | 1.23 | 1.66 | 1.40 | 1.34 |
2019(R1)年度 | 1.33 | 1.29 | 1.70 | 1.44 | 1.38 |
これで倍率が確定しました。ずっと気になっていたという人も、もう倍率だの不合格者数だのそういうことはすべて忘れて、本番までに少しでも実力を上げるように準備していきましょう。
本番の出来を決めるのは学力だけでなく、当日のコンディションも非常に重要です。ここまで来たら、大きく実力が変わることはないので、万全の体調で臨めるように準備をしていくことが大切です。最後まで気を抜かずにやり切りましょう!