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2026年度第2回石川県総合模試の結果

2026年度第2回石川県総合模試の結果
塾長

2026年度第2回石川県総合模試の結果が発表されました。

第1回から約1か月半。夏休みを挟んで実施された第2回ということもあり、前回からどのように成績が動いたのか気になっている人も多いと思います。

ただし、模試の点数は問題の難易度によって大きく変わります。そのため、「前回より何点上がった、下がった」という数字だけを見ても、実際の学力の変化をそのまま読み取ることはできません。

今回は、平均点や標準偏差、各問題の正答率なども見ながら、第2回石川県総合模試の結果を確認していきます。

石川県総合模試の日程や過去の平均点、各回の解説記事については、以下のページにまとめています。

石川県総合模試の情報・過去記事一覧はこちら

第2回石川県総合模試の平均点と標準偏差

今回の結果は以下のようになりました。

教科平均点標準偏差
国語58.414.3
理科50.422.1
英語48.122.2
社会44.419.4
数学43.418.8
5科計244.685.30

5科目の平均点は244.6点でした。

今年度第1回の5科平均は238.9点でしたから、今回は前回と比べて5.7点上昇したことになります。

ただし、平均点の上下だけで今回の模試が「簡単だった」「難しかった」と判断することはできません。

教科ごとの平均点だけでなく、標準偏差や問題別の正答率も合わせて見ていく必要があります。

第1回との平均点比較

第1回との違いも確認しておきます。

教科第1回第2回増減
国語55.858.4+2.6
理科41.150.4+9.3
英語45.548.1+2.6
社会45.644.4-1.2
数学52.043.4-8.6
5科計238.9244.6+5.7

今回の結果を見ると、5科平均は第1回よりわずかに上昇したものの、教科による平均点の動きにはかなり大きな差が見られました。

特に目立つのが、理科と数学です。

理科は第1回の41.1点から50.4点へ9.3点上昇した一方、数学は52.0点から43.4点へ8.6点低下しました。

つまり、5科平均だけを見ると第1回とそれほど大きく変わっていませんが、その中身はかなり異なっています。

また、標準偏差を見ると、数学は第1回の22.1から18.8へ小さくなりました。

平均点は大きく下がりましたが、第1回のように受験生の得点が大きく広がったというよりも、第1回より低い得点帯に受験生が集まったことがうかがえます。実際の問題内容を見ても、第1回より得点しにくい構成だったと考えてよいでしょう。

理科は平均点が大きく上昇した一方で、標準偏差も19.3から22.1へ大きくなっています。平均点は上がりましたが、受験生による得点のばらつきは第1回より大きくなりました。

このように、模試の結果を見るときには、5科合計の平均点だけでなく、教科ごとの平均点や得点のばらつきまで確認することが大切です。

第2回の平均点から見る高校別の目標ライン

今回の平均点やこれまでの総合模試の傾向をもとに、金沢地区の上位校について、第2回時点でのおおよその目標ラインを考えてみます。ここでは、一つの点数だけを「ボーダー」とするのではなく、2段階に分けました。

「まず目指したいライン」は、現時点でその高校を志望するのであれば、到達しておきたい得点の目安です。

「できれば確保したいライン」は、志望校に向けて比較的良い位置にいると考えられる得点の目安です。

高校まず目指したいラインできれば確保したいライン
金沢大学附属高校340点前後380点前後
金沢泉丘高校・普通科330点前後380点前後
金沢二水高校285点前後325点前後
金沢桜丘高校260点前後305点前後

※これらは今回の平均点や得点分布などから考えた大まかな目安であり、この点数によって合否が決まるという意味ではありません。また、第2回はまだ夏休みを終えた段階の模試ですので、今後の学習によって位置は大きく変わります。

泉丘高校普通科であれば、まずは330点前後を一つのラインとして考えたいところです。一方、今回の平均点244.6点に対して135点ほど上となる380点前後まで取れていれば、第2回時点ではかなり良い位置にいると考えてよいでしょう。

二水高校については、まずは285点前後、できれば325点前後を目標にしたいところです。

桜丘高校では、まずは260点前後を一つの目安とし、300点を超えて305点前後まで取れていれば、現時点としては比較的良い位置にいると考えられます。

金沢大学附属高校については、公立高校とは入試の仕組みや受験者層が異なるため、同じ基準で単純に比較することはできません。表の点数についても、他の3校以上に幅を持って見る必要があります。

目標ラインに届かなかった場合はどう考えるか

第2回の模試は8月に実施された模試なので、今回の点数が目標ラインに届かなかったからといって、この時点で志望校を諦める必要はまったくありません。

むしろ重要なのは、目標との差がどのくらいあるのかを確認し、その差をこれからどこで縮めていくかを考えることです。

たとえば二水高校を志望していて今回250点だった場合、「二水には届かなかった」で終わるのではなく、まず280点台まで上げるために、あと30〜40点を5教科のどこで積み上げるかを考えます。

数学で10点、理科で10点、英語で10点と考えれば、具体的に取り組むべき内容も見えてきます。

反対に、すでに「できれば確保したいライン」付近まで取れている場合でも安心はできません。

今後は出題範囲が広がり、中学3年生で新しく学習する内容も増えていきます。現在の得点を維持しながら、新しい分野にも対応していく必要があります。

塾長

模試の点数は、志望校を決めるためのものではありません!

現在地と目標との差を確認し、次に何を勉強するかを決めるための材料として使うこと。

第2回の結果については、そのように考えてもらえればと思います。

数学について少しだけ

今回は第1回より平均点が低下しました。第1回は易しい問題が多かったこともあり、今回の方が総合模試としては標準的な難易度だったように思います。

実際に問題を解いた印象としては、極端に難しい問題はありませんでしたが、少し手間がかかる問題がいくつか含まれており、予想通りいずれも正答率が低くなっていました。この時期は、まだ実戦的な入試問題などに手をつけている人は少ないと思うので、余裕のある人は手間のかかる問題にも挑戦してみる価値があります。

一方で、基礎がまだ固まっていない人は、難しい問題に挑戦するのではなく、基本的な問題を確実に得点できるようにしておくことが大切です。

数学の各問題については、別の記事で詳しく解説しています。

今後に向けて、しっかりと復習しておきたい問題は

  • 大問2(2)の条件の整理の仕方
  • 大問3(3)の面積(上位校志望者)
  • 大問4の文字の置き方と答えのチェック
  • 大問6(3)の面積比(上位校志望者)
  • 大問7(3)の体積(上位校志望者)

あたりでしょうか。もちろん、これ以外の問題でも間違えてしまった問題は早めに復習をしておくことが大切です。上位校を狙う人は、模範解答以外にも別の方法がないかどうかを考えてみることも実力アップにつながります。

まとめ

第2回の結果が良かった人も、思うような結果にならなかった人も、入試まではまだ時間があります。

この時期の模試は、結果そのものに一喜一憂するよりも、現在の学習状況を確認するために利用した方が有意義です。平均点、偏差値、志望校判定だけを見るのではなく、自分がどの問題を解けて、どこで止まったのかを確認してください。その積み重ねが、秋以降の学習につながっていきます。

塾長

これからどうやって成績を伸ばしていくかを具体的に考え、日々の勉強に反映していきましょう。

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