いまこそユルく頑張ろう

昨日、卒業生(1期生の仏様)が就職が決まったという報告をしに、わざわざ塾まで来てくれた。

なんとめでたい!おめでとう!コングラチュレーション!グリュックヴンシュ!フェリシ夕シオン! これでもかってくらい祝うぞ!

こんな時期だから、就職活動もなかなか大変だったろう。しかし、本当に仏のような慈悲深い笑顔を持つ彼なので、就職なんて決まって当たり前とも言えよう。そんな彼を落とす会社があるとすれば、1000年は呪われてしまうはずだ。ああ〜ありがたや〜ありがたや〜。そんなことを思いながら、しばらく談笑した。

コロナのせいでここのところ誰かと雑談する機会もなくなっていたので、久々に会話というものを楽しんだような気がする。もちろん、マスクして換気もしてSD(Social Distance)も確保しつつである。パソコンの画面を通しての生徒とのコミュニケーションもとっているが、あくまでもアレはバーチャルなものであり、やはり実際に目の前に物質として人が存在していることの重要性を改めて感じたのである。万有引力の法則である(何を言ってるんだ俺よ)。

雑談の中で受験の話も出てきた。「いま自分が受験生だったらこの状況では勉強できてなかったと思います」なんて仏様は謙虚に述べていた。ああ、ありがたきお言葉! そんでもって実際に「自分だったらどうだろうか」と考えてみたけど、やっぱり俺も勉強してなかったと思うな!(笑)

ネット上のいろんな記事を見ていると「いまとてつもない差がついている!」「学力格差が拡大している」などという煽り気味の内容から、「うちの生徒はこれだけやっている」というものまで、とにかく煽動的な内容が目立つ。

そして、いまが商機とばかりに「オンラインで都市部と同等の教育が受けられる」などというアホなことを言っている輩も増えている。都市部と同等の教育というのは、いったい具体的にどんなものなのか。それをきちんと説明してほしい。都市部と地方の差がどういうところにあって、それをオンライン化することでどうやって解消するのか。あるいは「どんどん先取りして差をつけています」というようなのも同じ。まあ、こういう何となくふんわりしたスローガンに引っかかりやすい人は多いんだけども。そういう胡散臭いのが増えるのも、こういう時期特有のものだ。逆にいうと、そういう胡散臭いのをあぶり出すいい機会でもあるけれど。

ま、確かに受験という世界で考えれば格差はかなり広がっているかもしれない。「高校1年生の○○さんはもう数学IAを全部終わらせて数学IIBの三週目をやっています」なんていうのがTwitterでも流れてきたりする。しかし、「だから何だってんだろう」ってのが俺の正直な感想。その人はその人のスピードでやればいいし、ゆっくりな人はゆっくりやればいいのである。

そりゃいろんな生徒がいるわけだから、朝から晩まで頑張って勉強している生徒もいるだろう。そういう人は素直に偉いなあと思う。けれど、自分のことを考えてみてもそうだけど、頑張り続けられる人ってそんなに多くない。それなのに

いま頑張れない奴はダメ!

と切り捨てるようなことを言ってる指導者が増えている。コロナ前は「一人ひとり違って当たり前」とか言ってたような人であってもだ。結局、こういう事態になるとその人の本質的な部分が透けて見えてしまうように思う。もちろん、差がついていることは事実なので、そこだけはハッキリと言っておきたいけど。ただ、俺が感じているのは、わずかであっても変化を続けているということが大事なのであって、その変化の量や変化のスピードを強要したり競いあったりするのは少し違うように思う。だから

ユルく頑張る。

これでいい。必要以上に心にストレスをかけないように、好きなことも大切にしながら長丁場を乗り切っていければいい。「みんな頑張っている中で自分だけダメなんじゃないか」なんて思わなくていいから、ほんのちょっとずつを続けてみてほしい。何より、楽しむことを忘れないでもらいたいなと思う。

どうも仏の心に接して、俺の心も浄化されたようである(笑)

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